あけましておめでとうございます
更新日:2021年1月15日
2021年がスタートしました。本年もよろしくお願いいたします。
新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。世の中は、未だに新型コロナウイルス感染拡大の出口が見えず、再び「緊急事態宣言」が出される状況ですが、それでもこの一年が平穏なものになり、東部小学校の児童生徒、ご家族、校区の全ての人々、日本中、世界中の人々に、明るく素晴らしい年になることを願ってやみません。
令和三年は丑年ということで、始業式の校長講話では牛にまつわる話をしました。
「牛頭天王」:京都八坂神社の祭神は「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」ですが、明治以前は「牛頭天王」(ゴズテンノウ)であったこと。祇園祭の起源は疫病退散を牛頭天王に願ったことで、昔から、疫病(感染症)に苦しんだ人々は神仏を祀って無病息災を願ってきたことなどを紹介しました。
「天神様(天満宮)には、なぜ、牛がいるのか」:京都北野天満宮、太宰府天満宮など、全国の天満宮の境内には牛の像があるのはなぜでしょう。天神様(菅原道真)と牛との関係を紹介しました。
「牛久保はなぜ牛久保という名なのか」:地元「牧野町」を起源とする牧野氏は、牧野城から瀬木城、一色城、牛久保城へと移り、「常在戦場」や「米百俵」で有名な越後長岡の藩主となりました。ところで牛久保はどうして「牛久保」というのでしょう。以前はとこさぶ(常寒、常荒、常左府)と呼ばれていた地でしたが、金色清水の前の水たまりに牛が寝そべって通行の邪魔になっていた時、牧野の殿様が通ろうとしたら、牛がさっと道を譲ったことを慶事とし、この地を「牛窪」と名付け、その後久しく保つという意味をこめて「牛久保」としたとのことです。(そこにあったのも天王社で、祭神は牛頭天王でした。)
最後に、牛にまつわることわざ「牛も千里、馬も千里」を紹介し、「早くても遅くても、上手でも下手でも、行きつく結果は同じなので、慌てずこつこつと目標に向かって一歩一歩努力を重ねましょう。」と呼びかけました。
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