10月27日校庭の紅葉 ナンキンハゼ
更新日:2015年10月29日
10月27日校庭の紅葉 ナンキンハゼ
校庭でナンキンハゼが色づき始めました。
10月27日の撮影です↓
ナンキンハゼは校庭に何本もありますが、
下の写真のナンキンハゼは、実が一斉に白くなったために、
白っぽく見えます。
この白い実には油脂が含まれ、ろうそくを作ることができます。
同僚の先生から、昔はお城に植えられていたと教えてもらいました。
実の油脂が城内でいろいろ利用できたのでしょう。
その同僚の先生が、ナンキンハゼの名前の由来になったハゼノキが
「ちいさい秋みつけた」の歌詞に
登場していたのではとポツリと教えてくれました。
自信なさそうです。
でも記憶の良い方なので、その発言を信じて調べました。
そして3番で見つけました。
誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
昔の昔の 風見の鳥の ぼやけたとさかに
はぜの葉ひとつ はぜの葉あかくて 入日色
作詞はサトウ八ロー、作曲は中田喜直です。
参考にしたのはこのサイト↓
http://www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-chiisaiakimitsuketa-con.html
※「小さい秋みつけた」解釈
このサイトによると、
3番の歌詞は、病にふせった作者サトウ・ハチローさんの思い出の情景です。
子どものハチローさんを置いて出て行ってしまったお母さん。
そのお母さんとの思い出で、外に連れて行ってもらった時に、
古ぼけた風見鶏がありました。
その風見鶏のとさかの色はあせてしまいましたが、
ちょうど赤く色づいたハゼノキが
風見鶏の頭にひっかかり、ちょうどとさかのようでした。
病床で見た外の景色に、色づいたハゼノキを見たハチローさんは、
そんなお母さんとの思い出を思い浮かべました。
こうして3番の歌詞はできあがったようです。
風見鶏のとさかの部分に赤いハゼの葉が引っかかった!
そんなドラマチックな出来事が含まれていたのですね。
だれかこの情景を絵に表わしてくれませんか?
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