1982年の学校写真に写っていたもの

豊小版「私たちの学び舎の歴史展」が行われていることは以前投稿しました。
※https://www.city.toyokawa.lg.jp/shouchuuichiran/te-yutaka/schoollife/oshirase/te00162015102rekisi.html
そこで展示されている1982年の学校写真を見ていて、驚きのものを発見しました。
その写真とはこれです↓

「驚きのもの」とは何だと思いますか？
よく見てくださいよ。
33年前の写真なので、今とは違う景色がいくつもありますが、
その中でも驚きの景色があります。ここです↓

現在の学校の運動場に当たるところに家があったのです！
ビックリです。
学校の前の道路もまっすぐに走り抜けるようにはなっていなくて、
校門を出ると、この家のところで右折しています。
こうなっていたのですね。
199１年の学校の写真を見ると、その家はなくなっています。

現在の運動場と同じサイズになっているし、
道路もまっすぐになっています。
さらに現在の写真を載せます。

児童用校門を出て左折した時の写真です。
現在はまっすぐ伸びている道ですが、1982年には、
目の前に家がありました。
　　
なぜここに家があったのか？
学校近所で調べ始めたら、なんとその家に住んでいた家族の人たちを発見。
話を聞くことができました。　　

その方たちの話によると・・・・
学校ができるにあたって、周辺の区画整理が進められました。
その家も移転が予定されていましたが、
移転先が空かなかったため、動くことができませんでした。
移転前に豊小学校が開校となったために、
最初の写真のような景色となったそうです。
子どもの人数が増えて、豊川小学校が手狭になったために、
急ピッチで造られたと聞いていた豊小学校。
その急ピッチぶりが想像できるエピソードだと思いました。

豊小版「私たちの学び舎の歴史展」は11月2日まで。
そして11月3日からは桜丘ミュージアムで豊川市内の全小中学校の展示が行われます。
ぜひ出かけて、1982年の学校写真ををはじめとする懐かしい品々を見てください。