令和2年度　第74回卒業証書授与式

　「桜がもう一度咲く頃には、何事もなく卒業するだろうな。漠然と考えていた当たり前は、当たり前のことではないのだと、今、この場に立っていることは、幸せなことなのだと感じています」
　これは卒業生答辞の一部です。3月3日(水)卒業証書授与式が挙行されました。当たり前に通った小坂井中学校とも今日でお別れ。昨年度に引き続き、式の大幅な縮小、終始マスクの着用、在校生の参加はなしなど、様々な制限がかかる中での卒業式になりました。それでも卒業生は立派な姿で式に臨むことができました。
　式後の「最後の学活」では、どのクラスも笑いあり、涙ありのあたたかな時間となりました。今年度は保護者のみなさまに参観していただくことはできませんでしたが、どのクラスも最後まで仲間との時間を大切に過ごしました。
　明日からは、いよいよ別々の道を歩むことになります。しかし、小坂井中学校はいつまでもみなさんのことを応援しています。最後も卒業生答辞の一部で締めたいと思います。
　「私たちは、今日こうして沢山の人に支えられて、卒業式を迎えることができました。だからこそ、将来、私たちが誰かを支えられるようになりたいです。沢山の『ありがとう』を言ってもらえる、そんな人になりたいです。」
　卒業生のみなさんご卒業おめでとうございます。みなさんの人生に幸多いことを願っています。