大森運夫画伯の絵画を設置しました(令和2年6月30日)
更新日:2020年7月3日
豊川市出身の画家「大森運夫(かずお)」画伯は、1917年(大正6年)、豊川市三上町に生まれました。愛知県立岡崎師範学校卒業後、教師となりました。1939年には、宝飯郡牛久保尋常高等小学校(現牛久保小学校)に赴任。終戦後の1947年(昭和22年)に開校した本校に国語教師として赴任し、2年間勤務しました。本校では校章の選定に携わったという記録が残っています。1950年に中村正義画伯の影響で日本画をはじめ、1961年に44歳で退職し、画業に専念します。その後も精力的に発表を続け、第3回山種美術館大賞をはじめ、数々の賞を受賞、1986年には紺綬褒章を受賞しています。
2016年、ほの国百貨店で開かれた「百寿記念 大森運夫展」開催ののち、逝去されました。享年99歳でした。
画家にゆかりのある学校や施設に寄贈したいというご遺族のご希望で、本校にも3点の絵画が届けられました。作品は90歳を超えてから制作されたもので、晩年まで精力的に活動していた作者の姿がしのばれます。
この度、図書室前の廊下に設置をいたしました。すでに設置した第1美術室前の作品と合わせ、ご来校の際はぜひご鑑賞ください。
図書室前に設置しました
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