消防団協力事業所表示制度について

現在、豊川市消防団員の約84パーセントが会社員で、円滑な消防団活動を行うためには消防団員が勤める事業所の理解と協力が不可欠な状況となってきています。

そこで、豊川市では平成20年7月に消防団協力事業所表示制度実施要綱を定め、豊川市の消防団員が相当数（3名以上）勤務している、もしくは消防団活動に積極的に協力している事業所に対し、表示証を交付しています。

この消防団協力事業所表示制度は、地域防災力の要となる消防団員の就業形態が大きく変化し、被雇用率が増大していることなどが、全国的な消防団の傾向としてあるなか、地域の事業所等との連携協力体制を構築することで、消防団員の確保や消防団員が活動する環境を整備することを目的に設けられた制度です。
また、消防団活動へ協力している事業所に対しては、その証として表示証を交付し、協力事業所が地域社会へ貢献していることを社会的に評価することで、消防団と事業所との連携協力体制が一層強化され、地域における消防防災体制の充実強化を図るものです。