平成27年度の町内会活動紹介

更新日:2016年9月23日

国府中町町内会

保育園と協力して町内会の活性化を

 国府中町町内会では、地域の環境美化と青少年の健全育成を目的として、「国府中町花咲かせ隊」が中心となって、不耕作地を耕し、花壇の整備を行っています。平成27年度は、豊川市市民協働推進事業補助金を活用して事業を実施しました。不耕作地はかつて薄暗い竹やぶでしたが、地域住民が土地を切り開き、竹の根を除去し、そこに保育園の子どもたちが年に3回、ひまわりやコスモス、菜の花の種を植えました。種まきの日には、畑に集まった子供たちの元気な様子に、地域の方が様子を見にきたり、子どもたちに声をかけたりと、大変和やかな雰囲気の中、種まきが行われました。
 この活動は、安全・安心なまちづくりにも効果をあげています。子どもと大人が協力して作業を行うことで、地域に一体感が生まれ、散歩の際には互いに声をかけ合うなど、自然に子どもの見守り活動が行われるようにもなりました。かつて高校生が、不審者に竹やぶの中へ連れ込まれそうになる事件があったこの場所ですが、今では色鮮やかな花が咲き、地域の方に潤いを与えています。

種まきに参加する子どもたちの写真
種まきに参加する子どもたち

満開のコスモスの写真
満開のコスモス

諏訪連区

地域の団体と協働してまつりを盛り上げる(1)

すわポンとダンスを楽しむ子どもたちの写真
すわポンとダンスを楽しむ子どもたち

 諏訪連区では、平成27年度豊川市市民協働推進事業補助金を活用して、第6回おいでん横丁を7月31日から8月2日の3日間、諏訪公園で開催しました。
 今回で6回目となり、地元の皆さんにも浸透してきた感のあるおいでん横丁ですが、今年は主催の3者(諏訪連区、すわポン商店会、豊川市開発ビル株式会社)が実行委員会という名称でより協働の度合いを深め、さらに地元の企業や団体との協働も行うこととしました。
 具体的には、ひまわり農協さんが地元野菜の販売を、自衛隊豊川駐屯地のみなさんは三河陣太鼓やらっぱ演奏、よさこい演舞の披露をしてくださり、例年以上の来場者をお迎えすることができました。
 来年度に向けては、今年度“種まき”の段階にとどまった地元企業さんとの協働、特に同じ諏訪に住むもの同士としての人的な交流、協働を進めて行きたいと考えています。

赤坂台自治会

地域の団体と協働してまつりを盛り上げる(2)

ブラスバンド演奏をする音羽中学校生徒の写真
ブラスバンド演奏をする音羽中学校の生徒

 赤坂台は音羽地区の北部、山と緑に囲まれた田園地帯の一角に位置しています。赤坂台自治会は昭和51年の発足以来今年で40年の節目を迎えました。新興住宅街のため、氏子の守り神である「神社」は無く、当然「お祭り」もありませんでした。
 このため、地域の活性化と住民相互間の交流を目的に昭和53年、当時の自治会役員が中心となって現在の夏まつりが立ち上げられました。その後、回を追うごとに年々規模を拡大し、充実した祭りとなっていきました。
 そして近年、祭りは住民間の交流だけにとどまらず、企業や学校との協働事業として開催されています。平成27年度は豊川市市民協働推進事業補助金を活用して、夏まつりを行いました。園児神輿の練り歩き、盆踊り、企業による模擬店開設、音羽中学校による特設ステージでのブラスバンドとコーラスの他、カラオケ、ビンゴゲーム等を実施しました。
 企業との協働事業を行うことで、自治会と企業間の信頼が醸成され、防災対策や実際に災害が発生した時など、協力関係を図ることができるまでに効果が現れてきています。今後も更に協力関係が密となるよう、協働事業として発展させていきたいと考えています。

市田町内会

町内会オリジナルのホームページを作成

 市田町内会は、1,050戸の加入世帯数を数える市内でも最大クラスの町内会です。町内の中央を白川が流れ、田や畑が広がり、赤塚山と弘法山に抱かれた自然豊かな地域です。
 伊知多神社大祭や独自の成人式などの伝統行事を守りながら、市田町内会は新しい事業にも取り組んでいます。その一つが市田町内会ホームページの立ち上げです。ホームページには、町内会のスケジュールや行事の写真、町内の回覧物、市田ニュース「きずな」が掲載されており、インターネット接続環境があればパソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも地域の情報を手に入れることが出来ます。

市田町内会ホームページの写真(1)
市田町内会ホームページ(1)

市田町内会ホームページの写真(2)
市田町内会ホームページ(2)

中部小学校区会

行事を通した、校区をあげての加入促進活動

しめ縄作りを体験する子どもたちの写真
しめ縄作りを体験する子どもたち

 中部小学校区会は、3連区13町内会で構成される中部小学校区のまとめ役です。中部小学校区は全体の加入世帯数3,500世帯を超える地区ですが、近年町内会加入世帯や、子ども会に参加する子どもの数が減少しつつあります。そこで、中部小学校区会は、平成27年度「豊川市町内会加入促進活動事業補助金」を利用し、校区を上げてのイベントである「三世代大交流会」を通して、町内会への加入促進活動を実施しました。
 第5回目となった「三世代大交流会」ですが、平成27年度は例年の活動に加えて、校区内の町内会で町内会加入に関する情報を共有し、未加入世帯への事業実施の周知を行いました。町内会活動に触れるきっかけとなるように、すべての未加入世帯へ町内会や子ども会への参加を呼び掛けるちらしと、三世代大交流会の案内を配布したところ、各町内会には「近々町内会に加入したい」、「三世代大交流会に参加したい」などの声が寄せられました。
 今後は校区の合同総会等で活動のフォローをしつつ、加入促進活動を継続していきたいと考えています。

上長山区

ウォーキング大会を通してふるさとを再発見する

 上長山区では、豊川市市民協働推進事業補助金を活用して平成27年11月1日「2015上長山ウォーキング大会」を開催しました。コミュニティーセンターから工事中の新東名まで、3kmを歩くという初めての企画でしたので、人が集まるのか不安でしたが、250余名の大勢の参加を頂きました。
 当日は好天に恵まれ、盛大な開会式の後、それぞれのグループに分かれ出発しました。途中の史跡や各伝承の紹介もあり、和気あいあいとお喋りしながらゴールの新東名まで歩きました。現地では、工事中の道路上で記念撮影後、中日本高速道路株式会社、株式会社波多野組にご協力していただき、本宮山トンネル内の設備見学、宝地池の説明を受けました。その後、グループごと食事休憩し、コミュニティーセンターに帰ってきました。
 本年度は、新東名を歩く目的を含み大変好評でした。これを機に参加者の希望もあり、来年度も違ったコースでウォーキング大会を開催していきたいと考えています

ウォーキング大会の写真(1)
ウォーキング大会の様子(1)

ウォーキング大会の写真(2)
ウォーキング大会の様子(2)

お問い合わせ

市民部 市民協働国際課
電話:0533-89-2165

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