特別展「神殿狛犬の魅力」を開催します(終了しました)

更新日:2024年1月11日

特別展「神殿狛犬の魅力」

展覧会ちらし
陶製獅子・狛犬〈香取神宮所蔵、画像提供:香取神宮〉

神社の参道にて境内を守護する獣の石像。それは誰もが知る狛犬ですが、実は社殿などの屋内にも狛犬(いわゆる神殿狛犬)がいることはご存じでしょうか。平安時代から江戸時代にかけては主に木造の神殿狛犬を奉納することが多かったのです。

狛犬は、もとは大陸から伝わった獅子という霊獣でした。大陸では獅子2頭の組み合わせでしたが、日本ではこの獅子の相方として角をもつ想像上の動物「狛犬」があらわれ、獅子と一対で神聖な場所を守るようになりました。このとき、獅子は口を開け、狛犬は口を閉じた「阿・吽」の姿をとったといいます。しかし、この一対はいつしか姿を変え、獅子や狛犬だけで一対をなし役目を果たすこともあり、また獅子も「狛犬」と呼称されるようになりました。

狛犬や獅子が鎮座する場所も、はじめは宮中でした。それが次第に神社や寺院にて、社殿の中で神像や仏像を守護するようになりました。そして社殿の軒下、さらに参道へと外の世界へ飛び出していったのです。

豊川市においてもいくつかの神殿狛犬が伝わっています。本展覧会では普段見ることのできない神殿狛犬に焦点をあて、その厳めしくも愛らしい霊獣の魅力に迫ります。

展覧会の詳細

会期

令和5年10月28日(土曜)から12月3日(日曜)まで

休館日

月曜日[ただし、11月27日(月曜)あいち県民の日学校ホリデーは開館]

開催時間

午前9時から午後5時まで

会場

豊川市桜ヶ丘ミュージアム2階・第1~3展示室

観覧料金

一般300円(割引価格200円)
小人(小中高大生)200円(割引価格100円)
(11月27日(月曜)あいち県民の日学校ホリデーは一般・小人ともに無料)
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちいただいた方と、その介助者1名は無料。
ほの国こどもパスポートをお持ちの小中学生は無料。
学生は学生証の提示が必要です。

入場料割引について


割引画像

観覧券をお求めの際に、チケットカウンターにて、スマートフォン・タブレット・携帯電話等での画面提示もしくは画像印刷の提示で、1回2名様まで入場料を100円引きします。

関連イベント

関連イベント(1)ワークショップ「陶製狛犬を作ろう」※終了しました

「瀬戸の陶製狛犬」の制作体験を行います。

関連イベント(2)講座「愛すべき狛犬の世界」※終了しました

講演会講師の顔写真
講師:内藤航先生(奈良国立博物館研究員)

狛犬の伝来や見方について解説します。

担当学芸員による展示解説 ※終了しました

日時:
(1)令和5年11月19日(日曜)午前10時30分から
(2)令和5年12月3日(日曜)午前10時30分から
会場:豊川市桜ヶ丘ミュージアム2階・第1~3展示室

あいち県民の日学校ホリデー ※終了しました

11月27日(月曜)は開館し、一般・小人ともに無料でご入場いただけます。
また特別イベント「火おこしに挑戦」を開催します。
昔から伝わる「舞切り式」という方法で火起こしを体験するものです。

(1)午前9時30分から午前10時30分
(2)午前11時から午後0時
(3)午後1時から午後2時
(4)午後2時30分から午後3時30分

お問い合わせ先

豊川市桜ヶ丘ミュージアム
〒442-0064
愛知県豊川市桜ケ丘町79-2
電話:0533-85-3775
FAX:0533-85-3776
月曜休館

お問い合わせ

市民部 文化振興課
電話:0533-84-8411

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