仕事始め式

更新日:2016年1月4日

 平成28年1月4日

 新年あけましておめでとうございます。
昨年は、皆さんの尽力により全ての事業が順調に進んだことに、厚く感謝申し上げます。
 今年は、大変暖かい正月三が日でありました。今年一年がよい年になりますことを期待するところでございます。
 一昨年、青色発光ダイオードの発明に携わった三人の方に続き、昨年は二人、日本人のノーベル賞受賞者が誕生しました。大村智博士は、熱帯地域で発生し、感染すると盲目になる感染症に対して優れた効果を示す抗寄生虫薬イベルメクチンを発見し、世界中の多くの方々にその恩恵を与えたということで、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。スプーン一杯の土の中に何億個も生息する微生物を研究することで、イベルメクチンが威力を発揮することを発見したそうです。大村博士は山梨県の田舎で育ち、大学卒業後は夜間教師をしながら研究を進め、すばらしい発見をされました。人類に大きな貢献をされた博士の座右の銘は「至誠天に通ず」で、「熱意を持って事にあたれば達成できる」ということだそうです。皆さん方も、仕事を進める上でいろいろと困難なことはあるかと思いますが、何事も誠意を持ってあたれば必ず解決すると私も思いますので、一年よろしくお願いします。
 さて、今年の箱根駅伝では、豊川出身の選手たちが大変がんばりました。また、豊川工業高校を辞められた渡辺正明監督が、母校・日本体育大学の監督となって初めての箱根駅伝で、総合七位、シード権獲得という好成績を収められたことも、とてもうれしく思いました。渡辺監督は、豊川工業高校の生徒たちを大変礼儀正しく育てるとともに、全国高校駅伝大会に15回もの出場を果たすという成果を収められました。今後も渡辺監督を応援していきたいと思っています。
 今年も、皆さんとともに豊川市政の発展のためにがんばってまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上をもちまして、私の訓示とします。

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豊川市企画部秘書課
電話:0533-89-2120

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