三河天平の里資料館 展示室

展示室では、三河国分尼寺跡をはじめ、国分寺・国府跡など古代三河国の中心地であった周辺地域の様相を解説パネルや発掘調査の出土品を通して紹介しています。
主な展示資料
鬼瓦(三河国分尼寺跡出土)
三河国分尼寺跡出土の鬼瓦は鬼と呼ぶにはユーモラスな文様となっています。
軒丸瓦・軒平瓦(三河国分寺跡出土)
三河国分寺・国分尼寺跡では、屋根の軒先を飾る軒丸瓦は蓮華紋(れんげもん)、軒平瓦には均整唐草文(きんせいからくさもん)が採用されていました。写真の軒丸瓦・軒平瓦は創建期(8世紀半ばから後半)に使用されたものです。
羊形硯(ひづじがたすずり)(三河国府跡出土)
平城京跡出土品とよく似たつくりで、全国的にもまだ出土例の少ない貴重なものです。国府で使用されたものと考えられますが、国司の愛用品かもしれません。
「國厨(くにのくりや)」墨書(ぼくしょ)土器(三河国府跡出土)
国庁(国司が政務や儀式を行った施設)跡の北側で出土したもので、「國厨(くにのくりや)」とは国庁での饗宴(きょうえん)や食事を準備するための施設のことです。
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更新日:2025年01月30日