令和4年度町内会アドバイザー派遣事業

更新日:2025年01月30日

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課題解決に取り組む意欲のある町内会に専門的知識を有するアドバイザーを派遣し、ワークショップ形式による検討を行う際に提言等の支援をもらい、運営の見直しや改善を図る町内会アドバイザー派遣事業を実施します。
今回のテーマは「若い世代が参加する町内会活動」です。

対象

継続して2年以上課題解決に取り組んでいただける市内校区、連区、町内会
(団体単位で申し込んでください)

アドバイザー

愛知大学 地域政策学部地域政策学科 鈴木誠教授

オブザーバー

愛知大学 地域政策学部地域政策学科鈴木誠ゼミ3年生

内容

1年目は事前勉強会とワークショップ形式の検討会を3回程度開催する予定です。

スケジュール
項目 時期 会場 内容
事前勉強会 7月24日 勤労福祉会館
大研修ホール
昨今におけるコミュニティ活動の現状と課題について学び、検討会に参加する上での基礎知識を習得します。
第1回
検討会
8月28日 とよかわボランティア・市民活動センタープリオ
(プリオ4階)
コミュニティ活動の課題を洗い出します。
第2回
検討会
10月23日 とよかわボランティア・市民活動センタープリオ
(プリオ4階)
課題の解決方法を検討・協議します。
第3回
検討会
12月4日 とよかわボランティア・市民活動センタープリオ
(プリオ4階)
課題の解決方法を検討・協議します。
  • (注意)すべて日曜日の10時から開催します。
  • (注意)各検討委員会には、オブザーバーとして学生も加わります。
  • (注意)必要に応じて地元協議を行います。

事業報告書

第3回検討会の報告

令和4年12月4日(日曜)、とよかわボランティア・市民活動センタープリオ及び豊川プリオ生涯学習センターで3地区のコミュニティの役員等19人と学生16人が参加し、第3回検討会を開催しました。
前半は、これまで検討してきた課題と解決方法の確認、実施に向けた手順、来年度への課題などを各団体で協議しました。
後半は、各団体代表者が今年度取り組んだ課題と協議・検討した内容の発表を行い、質疑応答による交流の機会をもちました。また、各団体に対してアドバイザーが助言を行いました。
参加者からは、「他の団体が実施する事業を知ることができて、共通する部分もあり参考になった。」などの意見がでました。アドバイザーからは、「若者は運営側が思っている以上に町内会について知りたいと思っている。その意欲を引き付ける取り組みが大切。若者に任せたり、託すことでコミュニケーションができて、運営サイドへ若者を取り込む糸口になる。」などの助言がありました。
引き続き来年度は、3団体すべてが課題解決のため、前半は協議を進め、後半は検討内容を実施する予定です。

正方形に配置された机で資料を読んでいる参加者たちの写真

前半:検討会の様子(御油連区)

御油連区
高校生を対象とした町内会についてのアンケート結果を共有し、イベントの具体的な内容等について協議しました。
来年度も引き続きイベントの開催に向けて内容や当日の進め方等について協議・検討します。

正方形に配置された机で座って資料を読む参加者や立って資料を読んでいる参加者たちの写真

前半:検討会の様子(麻生田連区)

麻生田連区
アンケート結果を共有し、市民館まつり等のイベントの具体的な内容等について協議しました。
来年度も引き続きイベントの開催に向けて内容や当日の進め方等について協議・検討します。

長方形に配置された机で資料を読んでいる参加者たちの写真

前半:検討会の様子(高見町内会)

高見町内会
盆踊りについての大人向けアンケート結果を共有し、青年団OBを軸にした運営組織づくりについて協議しました。
来年度も引き続きイベントの開催に向けて内容や当日の進め方等について協議・検討します。

ホワイトボードに書かれた内容を説明している人とそれを聞いている参加者たちの写真

後半:アドバイザーによる助言

プロジェクターを使って説明をしている人の写真

後半:御油連区による発表

ホワイトボードやプロジェクターを使って説明をしている人の写真

後半:麻生田連区による発表

プロジェクターやホワイトボードを使って説明をしている人とそれを聞いている参加者たちの写真

後半:高見町内会による発表

第2回検討会の報告

10月23日(日曜)、とよかわボランティア・市民活動センタープリオ及び豊川プリオ生涯学習センターで3地区のコミュニティの役員等18人と学生17人が参加し、第2回検討会を開催しました。
今回は、始めから各団体に分かれて課題の解決方法について検討を行いました。

正方形に配置された机やその後ろに並べられた机に座って資料を読んでいる参加者たちの写真

検討会の様子(御油連区)

御油連区
若者が積極的に町内会活動に参加することを課題として、イベント内容について話し合いました。今回は特に、若者の意識調査のために行う高校生を対象としたアンケートの内容と実施方法を確認するとともに、イベントの具体的な内容とスケジュールについて検討しました。

  • 前夜祭を行う
  • 体験型のふれあいウォーキングを取り入れる
  • 地元のマスコットキャラクターを募集する

などの案が出ました。第3回検討会でも引き続き検討していきます。

正方形に配置された机で話し合いをしている参加者たちの写真

検討会の様子(麻生田連区)

麻生田連区
連区の行事への若者の参加促進を課題として、イベントの内容や参加者を増やしていくための方法等を話し合いました。今回は特に、子どもたちや子育て中のママさんが集まりやすいイベントについて検討しました。

  • 市民館まつりの日程を決め、実行委員会を設立する
  • 市民館まつりにキッチンカーを呼ぶ
  • ものづくりなど体験型のイベントを企画する

などの案が出ました。第3回検討会でも引き続き検討していきます。

正方形に配置された机で資料やパソコンを見ながら話し合いをしている参加者たちの写真

検討会の様子(高見町内会)

高見町内会
町内会活動の実行組織の担い手を増やすことを課題として、盆踊りへ多くの若い世代に参加してもらうための方法等を話し合いました。今回は特に、子ども向けアンケートの結果をもとにした解決策について検討しました。

  • 練習会に地元商品券などの参加賞をつける
  • 会場を近くの公園に変更する
  • 子どもに認知度の高い曲を踊りの曲として追加する

などの案が出ました。第3回検討会でも引き続き検討していきます。

第1回検討会の報告

8月24日(日曜)、とよかわボランティア・市民活動センタープリオ及び豊川プリオ生涯学習センターで3地区のコミュニティの役員等17人と学生16人が参加し、第1回検討会を開催しました。
今回は、冒頭にアドバイザーから課題解決に向けたポイントや視点についての話を聞いた後、オブザーバーの学生から各団体の進捗状況や目標についての発表を聞きました。後半は、各団体に分かれて、情報共有と意見交換により課題の洗い出しを行いました。

資料を持って説明をしている人の写真

アドバイザーによる講義

席に座っている参加者たちの前に立ち説明をしている人の写真

学生による発表

ホワイトボードの前に立っている人と正方形に配置された机で資料を読んでいる参加者たちが話し合いをしている写真

検討会の様子(御油連区)

御油連区
若者が積極的に町内会活動に参加するきっかけとして、来年度に『御油松並木天然記念物指定80年記念事業(仮称)』を実施開催するための課題を洗い出しました。

  • 祭りやイベントに参加する若者を増やしたい
  • 運営側に若者が少ない
  • 伝統やしきたりにより新しいことがやりにくい

などの課題解決に向けて、事業の企画案について話し合いました。

パソコンや資料が置かれた席に座り話し合いをしている参加者たちの写真

検討会の様子(麻生田連区)

麻生田連区
継続的に若者が関わることができる地域運営のきっかけとして開催するイベントについて課題を洗い出しました。

  • 子育て世代にどのように活動への参加を促すか
  • 活動内容の周知方法

などの課題解決に向けて、展覧会の実施などのイベント案について話し合いました。

パソコンを見ている人や資料を見ている人が話し合いをしている写真

検討会の様子(高見町内会)

高見町内会
若い世代に町内会の行事を知ってもらうため、数年間実施できていない盆踊りを企画し、多くの若い世代に参加してもらうための課題を洗い出しました。

  • 青年団が解散してしまい、担い手がいない
  • 今年度の役員から来年度役員への引継ぎ
  • 中高生の参加率が低い

などの課題解決に向けて、子供向け&大人向けアンケートの実施、開催場所の再検討、実行組織について話し合いました。

事前勉強会の報告

7月24日(日曜)、勤労福祉会館で3地区のコミュニティの役員等16人と学生16人が参加し、事前勉強会を実施しました。
前半は、鈴木誠教授から、町内会を取り巻く社会環境やコミュニティ活動に若い世代が参画する意義等について学びました。後半は、各団体に分かれて、各地区の歴史や魅力、活動内容、課題等について情報共有や意見交換を行いました。
参加団体の役員の1人は、「地域を活性化したいという気持ちが高まった。若者が参画していくきっかけにしていきたい」と今後の検討への意気込みを語っていました。また学生たちは、「今回の取組を契機に、もっと豊川市のことを知りたいし、活動に関わっていきたい」と話し、近日開催される各団体のイベントへも参加をするなど、今後の事業に向けた積極的な姿勢が見られました。

登壇した人がプロジェクターを使って説明をしている写真

講義の様子

正方形に配置された長机で各々が資料を読んでいる参加者たちの写真

意見交換の様子1

長方形に配置された長机で席についた参加者たちが話し合いをしている写真

意見交換の様子2

正方形に配置された長机で資料を手元に置きながら話し合いをしている参加者たちの写真

意見交換の様子3

御油連区と愛知大学学生の事前顔合わせと勉強会の報告

6月26日(日曜)、御油町の御油松並木資料館と御油松並木公園で、御油連区長を始めとした御油連区の役員7人と愛知大学の学生等17人が参加して、事前顔合わせと勉強会を行いました。
御油連区は、町内会の活性化として、天然記念物指定から80周年を迎えるマツ並木の記念行事の企画において、若い世代の参加促進を図ろうと町内会アドバイザー派遣事業に参加しました。
町内会アドバイザー派遣事業に取り組むにあたり、学生たちは御油松並木資料館で、連区役員の方から町やマツ並木の歴史と地元の活動についての説明を受け、その後、御油のマツ並木を散策しながら、イベントの会場となる御油松並木公園を訪れ、現地の立地や規模を確認しました。

プロジェクターの映像を見ている人たちの写真

御油連区による説明の様子

資料が入ったガラスケースの前で説明をしている人とそれを聞いている人たちの写真

御油連区による説明の様子

松の木が生えている側の道を歩いている人たちの写真

マツ並木を散策しながら説明を聞く学生

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民協働国際課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
電話番号:0533-89-2165
ファックス番号:0533-95-0010
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