清掃工場 施設の概要

更新日:2025年01月30日

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清掃工場は、生活様式の変化と、事業所等から排出されるごみ発生量の増加、及びごみ質の多様化傾向に対処し、焼却に伴って発生するダイオキシン類の排出削減などにも対応したストーカー炉と、シャフト炉式ガス化溶融炉を合わせた1日最大264トンの処理施設であります。

また1・3号炉及び、し尿処理場から排出される焼却灰を溶融処理することにより、焼却灰最終処分場の埋立処分量の削減や溶融物(スラグ・メタル)の資源化、熱エネルギーの有効活用により、生活環境の保全に配慮した施設となっています。

施設の概要

名称

清掃工場

所在地

豊川市平尾町親坂50番地

敷地面積

31,372.79平方メートル

工場棟

A棟(1・3号炉) B棟(5・6号炉)

処理能力

A棟

24時間あたり67トン×2炉

B棟

24時間あたり65トン×2炉

工期

A棟

  • 着工:平成元年7月
  • 竣工:平成4年3月

B棟

  • 着工:平成12年6月
  • 竣工:平成15年3月

総事業費

A棟

43億5,111万円

B棟

99億4,875万円

炉形式

A棟

全連続燃焼ストーカー式焼却炉

B棟

シャフト炉式ガス化溶融炉

工場棟

A棟

  • 延床面積 4,875.31平方メートル
  • 地上5階、地下1階

B棟

  • 延床面積 9,320.93平方メートル
  • 地上6階、地下2階

煙突

A棟

角形 高さ59メートル

B棟

角形 高さ59メートル

溶融物利用

A棟

なし

B棟

スラグ・メタルは資源として利用

管理棟

A棟・B棟

鉄筋コンクリート造 床面積 418.17平方メートル

付属建物

A棟・B棟

  • 渡り廊下、計量棟、手洗洗車棟、自動洗車場、車庫棟、スラグ仮置棟
  • 計 556.51平方メートル

公害防止

A棟・B棟

排ガスのばいじん及び有害ガス成分は、窒素酸化物除去装置、排ガス除去装置、集じん装置により、基準値以下となるように処理します。施設内で発生する排水は、水処理設備で処理後、場内で再利用しています。

余熱利用

A棟・B棟

棟焼却炉で発生する高温燃焼ガスを利用して、蒸気タービン発電、場内の冷暖房、給湯及び隣接する場外余熱利用施設へ熱を供給しています。

運転管理

A棟・B棟

マイクロ・エレクトロニクス技術を導入して、ごみ計量機、ごみクレーン自動運転、自動燃焼制御等により処理工程の自動化、省力化を図ると共に集中制御方式を採用して24時間監視します。

受入供給設備

A棟

  • ピット・アンド・クレーン方式
  • ごみピット容量1,600立方メートル

B棟

  • ピット・アンド・クレーン方式
  • ごみピット容量2,200立方メートル

燃焼設備

A棟

揺動階段火格子方式

B棟

旋回燃焼方式

燃焼ガス冷却設備

A棟

  • 自然循環ボイラ
  • 水噴射ガス冷却室

B棟

廃熱ボイラ

排ガス処理設備

A棟

  • バグフィルター
  • 有毒ガス除去装置
  • 脱NOx装置

B棟

  • バグフィルター
  • 有毒ガス除去装置
  • 脱NOx装置

排水処理設備

A棟

  • ごみピット汚水処理装置
  • プラント系排水処理装置

B棟

  • ごみピット汚水処理装置
  • プラント系排水処理装置

灰処理設備

A棟

ダスト加湿処理

B棟

集じん灰加熱処理、薬剤処理およびセメント固化

参考

煙突から煙が出ている工場の写真

全体写真

清掃工場とその付近の周辺地図

全体配置図

ごみ収集車から投入されたごみが処理される過程の説明イラスト

A棟フロー図

ごみが溶鉱炉や処理施設に送られる前にされる処理の説明イラスト

B棟フロー図

本件に関する担当係

産業環境部 清掃事業課 清掃工場係
〒442-0863
豊川市平尾町親坂50番地

この記事に関するお問い合わせ先

産業環境部 清掃事業課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
電話番号:0533-89-2166
ファックス番号:0533-89-2197
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