歴史をつむぐための取組みについて
豊川市では、「歴史をつむぎ みんなで創る 未来への庁舎」というキャッチコピーを踏まえた本庁舎等の整備を進めています。ここでは、その第1弾として、市役所敷地内の松を活かす取組みをご紹介します。
1.市役所敷地内のクロマツを次の世代へ
市役所敷地内のクロマツの現況
現況1(市役所正面から撮影)
現況2(市役所正面西側から撮影)
市役所敷地内の松は、戦前の海軍工廠関連施設から続く景観として、市役所を訪れる方々だけでなく、多くの市民の皆様に愛されてきました。
本庁舎は現地建替えを行う計画としていますが、整備にあたっては豊川市の木にも指定されているクロマツをできる限り残してほしいという意見や要望が複数寄せられており、建物や駐車場、通路などの配置計画を具体的に検討する前に、松の状況、樹勢などを調査する必要があると考えました。
しかしながら、豊川市本庁舎等整備工事に先立ち行った樹木診断において、状態が悪く、残存させることが困難な松や移植の難しい松があることがわかりました。また、近年、台風等の気象要因や腐朽等により、樹木が倒れる事故が全国で発生しています。
豊川市では、単に伐採・処分するだけではなく、次の世代へつないでいくための取組みを進めていきます。

平成30年台風24号による倒木の被害
(市役所敷地南側駐車場)

令和8年台風6号による折れ枝の被害
(市役所敷地東側)
令和6年度の取り組み
豊川市では、豊川市本庁舎等整備事業における設計業務及び工事等において、適切な処置を図るとともに、市役所敷地内における松の倒木事故を未然に防ぐため、樹木医による松の診断を実施し、松の健全度を評価するとともに、倒木の危険性が高い松を確認しました。

腐朽が進んだ切株の内部(市役所敷地内)

切株の虫食い痕(市役所敷地内)

令和6年度に実施した樹木診断の様子1

令和6年度に実施した樹木診断の様子2

令和6年度に実施した樹木診断の様子3

令和6年度に実施した樹木診断の様子4
令和7年度の取組み
令和8年3月16日に、静岡市観光交流文化局歴史文化課及び一般社団法人三保松原保全研究所のご協力をいただき、世界文化遺産に登録された富士山の構成資産のひとつである「三保松原」に視察を行いました。

羽衣の松(3代目)

羽衣公園駐車場

後継樹を育成する様子1

後継樹を育成する様子2
令和8年度の取組み
令和8年5月に松枯れ予防のために薬剤散布を行いました。

令和8年度に実施した薬剤散布の様子1

令和8年度に実施した薬剤散布の様子2
※今後は後継樹育成に向け、令和8年秋に松ぼっくりから種子を採取し、令和9年春の種まきを予定しています。
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更新日:2026年10月01日