「やさしい日本語」職員研修会を開催しました!

更新日:2025年01月30日

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 豊川市には令和6年10月1日現在、58カ国約8,500人の外国人市民がいますが、市で通訳の対応ができる言語は、ポルトガル語、英語、中国語、ベトナム語に限られています。
 多国籍化する外国人市民と円滑なコミュニケーションを図るためには、母語で対応することも大切ですが、簡単な日本語なら理解できる外国人市民も多くいることから「やさしい日本語」の活用にも力を入れる必要があります。
 そこで、市では、外部講師を招き、「やさしい日本語」の必要性について職員の理解促進を図るための研修会を開催しました。

研修概要

日時

令和6年10月1日(火曜)午前10時から正午まで

講師

地域国際化推進アドバイザー
崔 英善(チェ ヨンソン) 先生

 一般財団法人自治体国際化協会から委嘱された「地域国際化推進アドバイザー」として、多文化共生、国際交流、国際協力に係る専門知識・経験を活かし、自治体等において、必要な情報、適切な助言・ノウハウの提供等を行う。

内容

 「やさしい日本語」のに対する基礎知識や必要性に加え、日本語を母語としない講師ならではの経験談などを踏まえた窓口業務・住民対応の際に使える「やさしい日本語」の表現方法などを学びました。
 受講者からは、「先生の体験談などをお話ししてくださり、なるほどと思いました。」「外国人に対して思っている以上に「やさしい日本語」を使わなければ伝わらないと改めて実感した。」「「伝える」より「伝わる」に重きを置いてコミュニケーションを図りたいと思った。」などの感想がありました。

「やさしい日本語」とは

 「やさしい日本語」とは、災害時等に外国人に対して、どうやって情報を伝えるかという目的で考え出されたもので、日本語が未熟な外国人にもわかるように配慮した簡単な日本語のことを言います。外国人に限らず高齢者若年者にもわかりやすい表現とされ、窓口対応などさまざまな場面に応用されています。

「やさしい日本語」例

やさしい日本語のたとえ
窓口等で使う表現 窓口等で使う表現を「やさしい日本語」にした場合

無料

0円

年号は西暦で

令和6年→2024年

高台

たかい ところ

炊き出し

ごはんを ただで くばる

研修会の様子

プロジェクターの映像を見ている人たちの写真

研修会全体の様子

ホワイトボードのそばに立ってマイクを持っている人の写真

崔先生

それぞれの長机に座った人同士で話し合いをしている写真

ペアワークで演習問題を考えます

マイクと紙を持って立っている男女の写真

考えた答えをデモンストレーションで発表

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 市民協働国際課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
電話番号:0533-89-2165
ファックス番号:0533-95-0010
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