図録「絵はがき・錦絵にみる郷土の風景展」
桜ヶ丘ミュージアム
内容
このたび、豊川市及び豊川市文化のまちづくり委員会では「絵はがき・錦絵にみる郷土の風景展~明治・大正・昭和の豊川~」を開催いたします。
わが国の郵便制度は明治4(1871)年に発足し、同6(1873)年に官製はがきの発行が始まり、私製はがきは同33(1900)年に発行が許可されました。逓信省は明治37(1907)年から39(1909)年にかけて日露戦争の戦勝を記念して戦役記念絵はがきを発行しましたが、発売当日には郵便局に行列ができるほど評判であったといいます。これが契機となりその後絵はがきは一大ブームを呼び、明治末から大正・昭和初期にかけて各地で様々なものが発行され、戦争や事件・災害など様々な出来事を絵や写真で伝える手段として利用されたり、観光地の記念品として販売されたりしました。豊川市に関するものとしては、主に豊川稲荷をはじめとする観光地の記念品として制作されたものなどがあり、それらからは時代とともに変わりゆく、かつての郷土の風景を知ることができます。
妙厳寺の守護神として祀られる豊川稲荷は、江戸時代後半以降の稲荷信仰の隆盛とともに福徳の神として広く崇敬され、現在に至るまで全国各地から多くの参詣者が訪れています。参詣者の記念品として制作されたものに、妙厳寺境内及びその周辺の風景を描いた錦絵があり、明治時代を中心として多くのものが制作され、そこには現在とは異なる妙厳寺境内や門前の姿が描かれています。
本展では、それらの絵はがきや錦絵などから明治・大正・昭和時代の豊川市の風景を振り返ります。(あいさつ文より)




ページ数:88、価格:1000円、刊行年月日:平成18年7月1日
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更新日:2025年01月30日