図録「とよかわ紋・藩ワールド」

更新日:2025年01月30日

ページID : 16420

図録「とよかわ紋・藩ワールド」

内容

複数の紋を背景に、金色の紋の描かれた紺色の箱が置いてある構図の図録表紙の写真

図録「とよかわ紋・藩ワールド」表紙

この図録は令和4年10月8日から令和4年11月27日まで、豊川市桜ヶ丘ミュージアムで開催した特別展「とよかわ紋・藩ワールド」に際して作成しました。

豊川ゆかりの大名は数多く、江戸時代に豊川市域を領した大名は12藩20家におよび、豊川市域出身の大名は2氏8藩にものぼりますが、なかでも有名な藩侯は大岡越前守 忠相 (ただすけ)・田沼 意次 (おきつぐ)・安藤信正でしょう。教科書にも出てくる有名な大名が、どのような家紋を使っていたのかは実に興味のあるところです。

それぞれの家が、なぜその紋を用いたのかについても、家ごとに理由があります。例えば、伊奈本多家( 膳所 (ぜぜ)藩など)の紋は、徳川将軍家のそれと通じる葵紋ですが、これは賀茂信仰の表れだといわれています。

また、江戸時代の紋は、その家を表すと同時に、家格を表し、藩そのものを表していました。牛久保牧野家(長岡藩など)の藩章は 五間梯子 (ごけんばしご)です。これは同家の 替紋 (かえもん)で、牧野の士卒はこの紋を袖印にして戦場に出ました。

本展は、以上のような視点をもって、豊川ゆかりの大名の中から7家を選び、それらの家の紋所に焦点を当てようとする新たな試みです。

A4判、ページ数:32、価格:400円、刊行年月日:令和4年10月

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