ため池ハザードマップ

更新日:2024年7月12日

ため池ハザードマップについて

ため池ハザードマップ公表の趣旨

豊川市では、今後発生が予測される大規模地震や大雨による越水などにより、万が一ため池の堤防が決壊した場合に、人家等に影響のある防災重点農業用ため池について、浸水想定区域・最大浸水深・到達時間等を示したため池ハザードマップを公表します。
このマップの利用により、地域のみなさんが日頃から浸水被害に関する情報を共有し、非常時の備えに役立てていただき、災害による被害の低減に活用していただくために作成しました。ご家族、近隣の方と話し合うきっかけになれば幸いです。

ため池ハザードマップの見方

ため池ハザードマップは、地震や大雨などによりため池が決壊した場合に氾濫した水がどれほどの深さで、また、どのように広がるかを予測した浸水区域や最大浸水深、到達時間を表しています。
また、非常時の指定避難場所(学校などの避難所や公園などの避難地)や避難の際に通行上危険である急傾斜地崩壊危険箇所などのほか、避難経路となる主要道路も表しています。
避難の際には、浸水区域と重なっている避難経路や避難所、避難場所がありますので注意して避難をするようにしてください。

公表されたため池は、ただちに危険ではありません

公表されたため池は、ただちに危険であることを示すものではありません。
耐震調査により、安全であるとの結果が出たため池についても、今後想定外の大規模地震などの災害が発生する可能性があります。
また、安全であるとはいえないとの結果が出たため池については、耐震工事を実施し、安全対策を実施していますが、同様に今後想定外の大規模地震などの災害が発生する可能性があり、絶対に安全であるということではないため、ため池ハザードマップの公表をします。

浸水想定区域とは

満水時に、ため池の堤体中央部が、一度に破壊した場合に浸水すると想定される区域です。
コンピューターによるシミュレーションにより、浸水の経過時間ごとの到達箇所を赤い波線で示しています。

最大浸水深とは

浸水時の瞬間での最大の浸水深を示しています。(継続的な浸水深を示したものではありません。また、ため池に貯水されている水が減少すれば、浸水も徐々に減少していきます。)

ため池ハザードマップの注意点

浸水は徐々に広がっていくため、最大浸水深は浸水想定区域全体で同時に発生するものではありません。
また、実際の浸水区域は、浸水想定区域とは異なることがあります。

避難時の心得

・ため池が決壊する恐れのあるときは、まず、高い所など安全な場所に避難し、安全確認後に避難所へ移動する。
・がけ地や川沿い、ため池の下流は避けて避難する。
・近所と声をかけ合って、家族やグループで避難する。
・要配慮者の方にも声をかけて協力して避難する。
・履物は、スリッパ、サンダル、長靴は危険であり、できるだけ運動靴等で避難する。

お 願 い

ため池に異常な現象が見られたときは、ため池から離れて身の安全を確保した後、ため池ハザードマップに記載されている連絡先(豊川市産業環境部農務課 (0533)89-2139)まで、できるだけ早く連絡をお願いします。

ため池ハザードマップ一覧

西明寺池、六光寺池、新堤池(上)(下)、赤坂台池については農務課農林整備係窓口(豊川市勤労福祉会館1階)で公開しています。

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お問い合わせ

産業環境部 農務課
電話:0533-89-2138

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