フォトブック「神殿狛犬の魅力」

更新日:2024年1月11日

フォトブック「神殿狛犬の魅力」

内容

「神殿狛犬の魅力」の表紙
フォトブック「神殿狛犬の魅力」表紙

このフォトブックは令和5年10月28日から令和5年12月3日まで、豊川市桜ヶ丘ミュージアムで開催した特別展「神殿狛犬の魅力」に際して作成しました。
狛犬といえば参道にて参拝者を迎える獣型の石像ですが、実は社殿などの屋内にも狛犬(いわゆる神殿狛犬)がいることはご存じでしょうか。平安時代から江戸時代にかけては主に木造の神殿狛犬を奉納することが多かったのです。

狛犬は、もとは大陸から伝わった獅子という霊獣でした。大陸では獅子2頭の組み合わせでしたが、日本ではこの獅子の相方として角をもつ想像上の動物「狛犬」があらわれ、獅子と一対で神聖な場所を守るようになりました。このとき、獅子は口を開け、狛犬は口を閉じた「阿・吽」の姿をとったといいます。しかし、この一対はいつしか姿を変え、獅子や狛犬だけで一対をなし役目を果たすこともあり、また獅子も「狛犬」と呼称されるようになりました。

狛犬や獅子が鎮座する場所も、はじめは宮中でした。それが次第に神社や寺院にて祠堂の中で神像や仏像を守護するようになりました。そして屋内から軒下へ、さらに参道へと外の世界へ飛び出していったのです。

豊川市においてもいくつかの神殿狛犬が伝わっています。本書では普段見ることのできない神殿狛犬に焦点をあて、その厳めしくも愛らしい霊獣達を紹介します。

A4判、ページ数:16、価格:400円、刊行年月日:令和5年10月

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愛知県豊川市桜ケ丘町79-2
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