「広報とよかわ」2022年8月号(特集)

更新日:2025年01月30日

ページID : 6275

特集 みんなあつまれ 子ども食堂

食事を無料または低額で子どもたちに提供する「子ども食堂」は、地域のボランティアを中心に運営されています。食事の提供だけでなく、学習支援やレクリエーションなど、幅広い世代が交流できる場としての役割も担っています。今回の特集では、市内の子ども食堂とその特徴を紹介します。詳しいことは、子育て支援課(電話:0533-89-2133)へお問い合わせください。

知っていますか「子ども食堂」

平成24年に東京都の八百屋が行った取り組みが始まりと言われている「子ども食堂」。はじめは、何らかの事情で家庭で食事ができなかったり、一人で食事をしたりする子どもを対象とした活動でした。現在は、全国各地にも活動が広がり、食事の提供だけでなく、子どもや保護者の居場所となるとともに、地域で暮らす人たちの交流の場となっています。
市内で最初の子ども食堂が設置されたのは平成28年。運営は地域のボランティアが中心ですが、市でも、令和4年度より「子ども食堂支援補助金制度」を開始し、子どもの居場所づくりをサポートしています。レクリエーションや学習支援を行うなど、食堂によって特徴はさまざまですが、ほっとできる居場所にしたいという思いはどこも一緒。子どもの見守りや世代間交流の場としてはもちろん、地域で暮らす人たちを笑顔でつなぎ、子育て支援としての役割も担っています。家族や友達と誘い合って、足を運んでみませんか。

子ども食堂ってどんなところ

誰でも利用できるの?

子どもや親子連れ、高齢者など、食堂によってさまざまです。

お金はかかるの?

子どもは無料のところが多く、それ以外の方でも低額で食べられます。

食材はどうしているの?

野菜や肉など、地域の生産者から寄付を受けているところが多いです。

市内の子ども食堂

費用や事前予約など詳しいことは、直接、各子ども食堂へ連絡してください。問合せ先などは、こちらでも確認できます。(注記)新型コロナウイルス感染症の影響で変更・中止となる場合があります。

ひまわりキッチン(諏訪)

  • 日時 第3日曜日10時00分から13時00分まで
  • 場所 諏訪西町2-205(諏訪神社)

ひまわりキッチン(牛久保)

  • 日時 第3土曜日10時00分から13時00分まで
  • 場所 牛久保町若子52-1(牛久保生涯学習センター)

ひまわりキッチン(御油)

  • 日時 第2日曜日10時00分から13時00分まで
  • 場所 御油町美世賜185-1(御油生涯学習センター)

みんなの食堂

  • 日時 第2土曜日11時30分から13時00分まで
  • 場所 東豊町4-48(いっぽ)または東豊町4-53(豊市民館)

子ども食堂わっしょい!

  • 日時 第2土曜日11時00分から13時00分まで
  • 場所 国府町下河原62-1(コミュニティセンター国府市民館)

豊成こども食堂

  • 日時 最終火曜日または水曜日(注記)時間はお問い合わせください。
  • 場所 中央通2-12 1階(ソリーソカフェ)

こども食堂&(あんど)

  • 日時 第2日曜日(8月は第1日曜日)(注記)時間はお問い合わせください。
  • 場所 高見町6-2(ちな舎)

だれでも食堂

  • 日時 毎週土曜日10時30分から16時00分まで
  • 場所 西香ノ木町1-39-3(三輪舎)

はらぺこ食堂

  • 日時 毎週水曜日18時00分 から 20時00分まで
  • 場所 金屋橋町100(お好みダイニングイチ)(注記)現在休止中。

ひまわりキッチン 諏訪地区 ふれあいから生まれる笑顔がいっぱいの食堂

豊川市更生保護女性会会長 内藤 幸子さん

平成30年7月に諏訪神社で子ども食堂「ひまわりキッチン」を始めました。一人っ子や共働き家庭が増える中、孤食や栄養バランスの偏りという問題に直面。この状況を何とかしたいと思い、食堂の立ち上げを決めました。
大切にしているのは、一緒に楽しく食べること。食事を囲み、ボランティアの皆さんと時間を過ごすことで、地域のつながりが深まっています。
子どもたちは食事の前に、勉強やボール遊び、境内のごみ拾いなど、自由に時間を過ごします。その間、わたしたちは、地元の方からいただいた野菜などを使って食事を作ります。
食事を食べに来ていた子が大きくなり、手伝いをしてくれるようになるなど、子どもたちの成長を見られるのも嬉しいです。友達同士、親子連れ、どなたでも大歓迎です。ぜひ一度、遊びに来てください。

  1. 諏訪神社内の諏訪連区集会所で開催。境内のごみ拾いなども行っています。
  2. 食事の前はボードゲームやボール遊びなどで遊びます。
  3. 地域のボランティアが学習サポートも行っています。
  4. 地元食材を使ってまごころを込めて食事を作っています。

6月19日のメニュー

カレーライス、サラダ、乳酸菌飲料

学生ボランティア 平尾 優奈さん

市の若者ボランティア「とよかわボラなび」に登録して、初めての参加です。ボランティアに興味があり、自分の成長と地域の役に立ちたいという思いで始めました。時には、子どもたちとの接し方に難しさを感じることがありますが、勉強を教えたり一緒に遊んだりすることが楽しいです。今後も続けたいです。

みんなの食堂 豊地区 みんなで見守る地域の居場所

ワーカーズコープ いっぽ 櫻井 早苗さん・熊谷 やす子さん

平成28年、市内で1番最初にできた子ども食堂です。発達に特性のある子どもたちが通う放課後デイサービスを運営している中で、食事を通して「子どもの居場所づくり」をしたいと思い立ち上げました。
感染症の影響により、現在はお弁当の提供を行っています。前日に届いた地元の野菜などを使って80食を用意。子どもたちや地域の高齢者とふれあい、見守りや交流の場となっています。子育てをしている親御さんのサポートにもつなげられればと思います。

こども食堂&(あんど) 「ここに居ても良いんだ」と思える場所に

1年程前にオーガニックカフェをオープンしました。もともと地域の居場所づくりをしたいという思いがあり、半年後に地域食堂「こども食堂&」をスタート。月1回の開催日には、1階のカフェスペースで食事の提供とワークショップ、2階のレンタルスペ-スを開放して学習サポートも行っています。病気を患った経験から、旬の野菜や手作り味噌など無添加の調味料をできるだけ使用し、「体に優しい」にこだわっています。訪れた方にとって、居心地の良い場所になればと思っています。

6月12日のメニュー

海苔巻き、鶏肉ケチャップ炒め、大根ツナ煮、サラダ、スープ、ゆで卵、大根漬、牛乳寒天
来店が難しい一人暮らし高齢者に、ボランティアがお弁当を配達しています。
食堂はどなたでも利用できます

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企画部 秘書課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
電話番号:0533-89-2121
ファックス番号:0533-89-2124
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