「広報とよかわ」2025年6月号(特集)

更新日:2025年05月30日

ページID : 24014

特集 もっとずっと健康に! 今日から始める健幸づくり

近年、生活様式の変化により、外出することなく買い物や遊び、仕事ができるようになるなど生活が便利になる一方で、体を動かす機会が減少しています。また、学校や保育園などでは、子どもの体力や筋力の低下による、けがの増加が心配されています。
今回の特集では、日常生活の中に運動を取り入れるちょっとした工夫や、運動を楽しむためのヒントなどを紹介します。自分に合った「これならできそう!」を見つけてみましょう。詳しいことは、保健センター(電話:0533-95-4803)へお問い合わせください。

「運動」と「時間」

運動は、心身の健康を保ち、生活習慣病を予防するために欠かせない大切な要素とされています。令和5年に行った市民アンケート調査によると、1日合計30分以上の運動を日常的にしているかという質問に、していないや、月に1日程度以下と答えた人のうち約半数が、「運動を始めたい、または増やしたい」と考えていることが分かりました。そのうち、運動を増やす上で必要なものは、「時間」と答えた人が最も多い結果となりました。時間がなくてなかなか運動できない人は、日常生活の中で、自分に合った運動を増やすためのヒントを見つけてみましょう。

「歩く」という運動

あなたは、自分が1日どれだけ歩いているか知っていますか。令和5年の市民アンケート調査によると、47・7パーセントの人が、自分の1日の平均歩数を知らないと回答しています。スマホには持ち歩くだけで歩数を記録する機能があり、自分の歩数を簡単に知ることができます。自分の歩数を知ることで、客観的に運動量を把握でき、もう少し歩こうという意識の向上につながります。
また、歩く姿勢や速さを意識することで、歩くという移動の手段が、下半身の筋力アップや血行促進などにつながる他、ストレス解消にも効果的です。

教えて! 健康づくりリーダーさん

正しい歩き方
まずは正しい姿勢から 正しい姿勢で歩けば、運動量が自然とアップ♪

腕を大きく振る

かかとから着地する かかとから着地して、腕を前後に大きく振りましょう

背筋を伸ばして 背筋を伸ばし、軽くあごを引き、やや前方を見ましょう

視線はまっすぐ遠くを見て!

いつもの生活にちょい足しポイント

毎日していることに、一工夫することで運動効果が高まります!

運動量が増加 階段を一段飛ばしで上る

猫背を改善 仕事の休憩中に肩のストレッチ

下半身の筋力アップ 歯磨き中にもも上げ

血行促進・むくみ解消 お風呂の中で足裏・足指のマッサージ

運動量を増やすアイデア

回数を増やしてみる
買い物などの外出や人と会う機会、掃除の回数を増やしてみましょう。

少し遠くまで足を延ばす 普段の散歩コースを少し変えて遠くまで行ったり、回り道をしたりして歩く距離を延ばしましょう。

いつもと違う場所へ 季節の花や自然を楽しみながら、山や海に出かけたり、町内会や地域の運動サークルに参加したりするのも良いでしょう。健康体操自主グループを知りたい方は、市ホームページを確認してください。

楽しみながら運動を続けている方にお話を聞きました!

山田 澄子さん
毎朝、6時30分から、輪になって仲間とラジオ体操をしています。夏休みや春休みなど長期の学校の休みでは、子どもからお年寄りまで多くの人が集まります。蔵子町内の公園で活動しており、参加者はさまざまな地区から来ています。
普段から集まるメンバーはラジオ体操の後、自分たちで考えた体操をしたり、昔懐かしい歌を口ずさみながら体を動かしたりして、楽しい時間を過ごしています。一人で活動するよりも、大勢の仲間たちと活動すると長続きするということを実感しています。トヨカワシティマラソン大会の3キロの部に、みんなで出場することが目標です。

 

大須賀 雅昭さん
私は、歩数や体重、血圧などの記録ができるスマホアプリを活用し、毎日5千歩以上歩くことを目標にしています。仕事や趣味などの活動で、自然と歩数が増え、健康維持につながっています。
毎日行っている健康づくりの取り組みがポイントになる健幸マイレージを、家族と一緒に楽しんでいます。チャレンジするだけで、まいかカードと歯ブラシがもらえ、抽選で賞品が当たります。4回目のチャレンジで、欲しかった握力を維持する健康グッズが当たりました。毎日握るだけのトレーニングという健康習慣がまた一つ加わりました。これからも家族と一緒に、健幸マイレージにチャレンジしたいと思います。
 

総合青山病院 健診センター 西田 勉医師
人生100時代。長くなった寿命を充実したものにするには、健康的な生活を送ることができる期間「健康寿命」を延ばすことが大切です。健康な体づくりのためには、日頃外出する機会を増やすことや運動習慣など、生涯自分の足で歩き、心豊かに過ごす心掛けも大切になってきます。また、普段から自分の心と体の健康状態に目を向けることができると良いと思います。
皆さんは健康診断を受けていますか。面倒に思われる方もいるかもしれませんが、頑張っている自身の体と向き合う機会と捉えていただきたいと思います。また、多くの生活習慣病は初期には自覚症状がないため、定期的に健康診断を受けることが大切です。かかりつけ医をお持ちの方も病状に関係なく体の状態を知ることができます。「健康習慣」と「健康診断」で、家族みんなの健康寿命を延ばしていきましょう。

おすすめスポットに出かけてみよう!

市内には、子どもから大人まで体を動かしたり、散歩したりできる場所があります。

豊川公園
豊川公園の外周を回るウオーキング・ランニングコースのうち、1500メートルのコースには、ランナーや歩行者の足腰に負担が少ない「人に優しい舗装」が整備され、多くの人が歩いたり走ったりしています。また、健康遊具を使って健康づくりができる「いきいき広場」もあり、運動できる環境が整っています。

赤塚山公園
梅園や花しょうぶ園など、四季折々の美しい景色を眺めながら楽しく散歩ができます。坂道や階段など自然の起伏を生かした園路もあり、無理なく健康づくりを楽しめます。

イベント情報 ウオーキングイベント「みんなで楽しく歩こう会」を、春は赤塚山公園、秋は豊川公園で開催します。現在、秋の参加者を募集していますので、ぜひお越しください。

三明公園
ブランコ、滑り台、ロープにぶら下がって滑走するターザンロープ、広場などを備えた公園です。駐車場もあり、休日は親子連れなどでにぎわいます。春には桜が咲き、来園者の目を楽しませています。
また、隣にある三明寺では、国指定重要文化財に指定されている三重塔などがあり、文化財を楽しみながら散歩することもできます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 秘書課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
電話番号:0533-89-2121
ファックス番号:0533-89-2124
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