「広報とよかわ」2025年9月号(特集)

更新日:2025年09月01日

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特集 第16回豊川市市民意識調査 まちの声 2025

市民の皆さんの意見や要望を幅広く正確にとらえ、市民参加の市政を進めるために、第16回豊川市市民意識調査」を実施しました。今回の特集では、この市民意識調査の結果についてお知らせします。詳しいことは、秘書課(電話:0533-89-2121)へお問い合わせください。なお、性別、年齢別、小学校区別、居住年数別など、詳細な分析結果は市ホームページでご覧いただけます。

調査の概要

調査期間 4月28日から5月16日まで
調査対象 市内に在住の18歳以上の方(5000人を無作為抽出)
調査方法 郵送による調査票の配布、郵送回答、またはWeb回答
回答数 2635人(回答率52.8パーセント)
(注記)数値は、少数点第2位を四捨五入しているため、合計が100.0パーセントにならない場合があります。


回答者の年齢構成
10代(18・19歳)1.6パーセント
20代 8.0パーセント
30代 11.7パーセント
40代 16.5パーセント
50代 20.9パーセント
60代 18.7パーセント
70代以上 21.2パーセント
無回答 1.4パーセント

住みよさ・市政の満足度と重要度

市の住みよさについて、「住みよい」と「どちらかといえば住みよい」という回答を合わせると、72.4パーセントでした。一方、「どちらかといえば住みにくい」と「住みにくい」という回答を合わせると、3.6パーセントでした。

住みよさ
住みよい 32.4パーセント
どちらかといえば住みよい 40.0パーセント
どちらかといえば住みにくい 2.7パーセント
住みにくい 0.9パーセント
わからない 2.3パーセント
無回答 21.8パーセント

市政の満足度と重要度

市政に関して、「安全・安心」「子ども・若者」「健康・福祉」「建設・整備」「教育・文化」「産業・雇用」「地域・行政」の7分野、49項目の「満足度」と「重要度」について、下記のとおり5段階で評価していただきました。

非常に重要、満足 +2

やや重要、まあ満足 +1

さほど重要じゃない、やや不満 -1

重要でない、不満:評価点 -2

わからない:評価点 0
まあ満足 やや不満 不満 わからない

市政の満足度

市政における満足度については、44項目がプラスとなっており、「水道水の安全・安定供給」「緑・自然の豊かさ」「ごみ処理対策」「生活における衛生環境」「日用品などの買い物の利便性」が高くなっています。一方で、「歩行者にとっての道路の安全性」「公共交通機関の利便性」「道路の整備状況」「中心市街地の活性化」「観光の振興」が低くなっています。

市政の重要度

市政における重要度については、全項目において、プラスとなっています。項目別に見ると、「地震などに対する防災対策」の重要度が最も高くなっており、「救急体制」「水道水の安全・安定供給」「歩行者にとっての道路の安全性」「防犯対策」「医療環境」の順となっています。このうち5項目は「安全・安心」分野の項目となっているため、この分野が特に重要視されていることがうかがえます。

市政の優先度

優先度は、今後の施策の強化が望まれていることを表すもので、満足度が低く重要度の高い項目ほど高い値を示します。優先度の高い5項目のうち、「歩行者にとっての道路の安全性」「地震などに対する防災対策」「防犯対策」「交通安全対策」は、「安全・安心」分野の項目となっているため、この分野の施策の強化が望まれていることがうかがえます。

満足度ワースト5

歩行者にとっての道路の安全性(-0.25)
公共交通機関の利便性(-0.09)
道路の整備状況(-0.06)
中心市街地の活性化(-0.02)
観光の振興(-0.02)

重要度トップ5

地震などに対する防災対策(1.56)
救急体制(1.49)
水道水の安全・安定供給(1.49)
歩行者にとっての道路の安全性(1.46)
防犯対策(1.46)
医療環境(1.46)

優先度トップ5

歩行者にとっての道路の安全性(1.71)満足度:-0.25、重要度:1.46
地震などに対する防災対策(1.53)満足度:0.03、重要度1.56
防犯対策(1.45)満足度:0.01、重要度1.46
道路の整備状況(1.25)満足度-0.06、重要度1.19
交通安全対策(1.24)満足度0.17、重要度1.4

(注記)優先度は、「重要度-満足度」で算出し、値が大きいものを優先度が高いと評価しています。

分野別に見た満足度と重要度の評価点の傾向

安全・安心  

 満足度は「水道水の安全・安定供給」で高く、「歩行者にとっての道路の安全性」で低くなっている。重要度は「地震などに対する防災対策」で高くなっている。

子ども・若者  

満足度はすべての項目でプラスの評価となっている。重要度は「子どもを生み、育てる環境」で高くなっている。

健康・福祉  

 満足度は「健康づくり」で高く、「経済的な自立支援」で低くなっている。重要度は「医療環境」で高くなっている。

建設・整備

満足度は「緑・自然の豊かさ」で高く、「公共交通機関の利便性」で低くなっている。重要度は「道路の整備状況」で高くなっている。

教育・文化

満足度はすべての項目でプラスの評価となっている。重要度は「学校の指導や取り組み」で高くなっている。

産業・雇用

満足度は「日用品などの買い物の利便性」で高く、「中心市街地の活性化」、「観光の振興」で低くなっている。重要度は「日用品などの買い物の利便性」で高くなっている。

地域・行政

満足度は「地域のつきあいや人間関係」で高く、「行政のデジタル化」で低くなっている。重要度は「道路、橋などの適正な維持管理」で高くなっている。

分野別の結果

(注記)「安全・安心」「子ども・若者」「健康・福祉」「建設・整備」「産業・雇用」については、上位10項目だけを掲載しています。

安全・安心

ここでは、優先度の高い「地震などに対する防災対策」と「交通安全対策」「防犯対策」にかかる調査の結果をお知らせします。

質問 日ごろの地震に備えて行っている対策(複数選択可)

1.非常用食糧や飲料水の用意 67.2パーセント
2.懐中電灯、携帯ラジオの用意 63.1パーセント
3.家具類の転倒防止 39.2パーセント
4.避難場所、避難経路の確認 33.0パーセント
5.非常時の家族との連絡方法、集合場所の確認 30.1パーセント
6.貴重品など非常持出品の確認 26.6パーセント
7.救急医薬品の用意 26.0パーセント
8.棚の上の物が落ちないように整理 23.2パーセント
9.消火器など消火器具の用意 19.8パーセント
10.窓ガラスの飛散防止 10.5パーセント

質問 交通安全・防犯対策について行政へ期待すること(3つまで選択)

1.連区・町内会による防犯カメラの設置に対する支援 58.9パーセント
2.連区・町内会による防犯灯の設置に対する支援 46.8パーセント
3.高齢者の運転免許証自主返納への支援 46.3パーセント
4.防犯ボランティア活動(子どもの見守り)などに対する支援 37.5パーセント
5.青色パトロール車による防犯パトロール 23.6パーセント
6.ボランティアとして交通安全活動を行う交通安全指導隊への支援 16.1パーセント
7.各小学校区1人ずつの交通指導員の配置 12.6パーセント
8.交通安全を学べるイベントの開催 11.0パーセント
9.各校区の安全なまちづくり推進協議会への支援 11.0パーセント
10.防犯にかかる啓発活動、講座開催、防犯グッズ紹介 9.8パーセント

子ども・若者

「子育て環境の充実について行政が取り組むべきこと」についての結果をお知らせします。


質問 子育て環境の充実のために行政が取り組むべきこと(3つまで選択)

1.子育てに掛かる費用負担を減らす 53.9パーセント
2.子どもの防犯・安全対策を充実する 33.2パーセント
3.児童虐待やヤングケアラー、非行・犯罪の未然防止、早期対応などの支援対策を充実する 22.6パーセント
4.出産・育児後の職場復帰や職場確保を支援する 22.4パーセント
5.育児休暇取得の促進など子育てしやすい職場環境をつくる働き掛けをする 20.2パーセント
6.放課後児童クラブなどの放課後児童対策を充実する 20.1パーセント
7.児童館など子ども連れで出掛けやすい場所を整備する 18.3パーセント
8.未就学児の保育サービスを充実する 16.5パーセント
9.学習支援など子どもの貧困対策を充実する 15.7パーセント
10.障害児に対する制度を充実する 10.3パーセント

健康・福祉

「健康維持や増進のために心掛けていること」についての結果をお知らせします。


質問 健康の維持・増進のために心掛けていること(複数選択可)

1.食事のバランスに気を配り、肥満予防などに努めている 53.2パーセント
2.定期的な健康診断を受け、健康管理に努めている 47.8パーセント
3.睡眠を十分取るなど、規則正しい生活に努めている 44.8パーセント
4.歯科医院に、定期的(1年に1回以上)に受診している 44.2パーセント
5.自分のストレス解消法を見つけ、ストレスを解消している 34.7パーセント
6.酒、たばこ、コーヒーなどのし好品の取り方に気を配っている 31.9パーセント
7.日常生活で、身体活動を増やし、体力の維持に努めている 30.4パーセント
8.ウオーキング、健康体操、グラウンド・ゴルフなどの運動をしている 29.3パーセント
9.いつでも相談できる身近なかかリつけ医を持っている 22.6パーセント
10.健康食品やサプリメント、特定保健用食品などを利用している 20.8パーセント

建設・整備

ここでは、優先度の高い「道路の整備状況」ついての結果をお知らせします。


道路の整備について行政へ期待すること(3つまで選択)

1.傷んでいる舗装をやり直す 49.7パーセント
2.ガードレールやカーブミラーなどの安全施設を設ける 28.3パーセント
3.歩道を整備する 27.7パーセント
4.自転車道を整備する 26.2パーセント
5.道路照明灯を設置する 22.0パーセント
6.道路幅を広げる 20.3パーセント
7.道路の側溝を整備する 18.0パーセント
8.主要交差点に右折レーンを設置する 15.5パーセント
9.幹線道路を整備する 13.2パーセント
10.電線などの地中化を進める 10.9パーセント

教育・文化

学校との関わり、生涯学習の活動状況、スポーツや運動の頻度、文化・芸術の振興のために行政が取り組むべきことをお聴きしました。「学校との関わり」についての結果をお知らせします。

学校との関わり
積極的に、関わりを持っていきたい 9.4パーセント
どちらかといえば、関わりを持っていきたい 33.5パーセント
どちらかといえば、関わりを持ちたくない 16.2パーセント
できるだけ、関わりを持ちたくない 6.8パーセント
わからない 32.3パーセント
無回答 1.7パーセント

産業・雇用

「観光客増加のために取り組むべきこと」についての結果をお知らせします。


観光客増加のために取り組むべきこと(3つまで選択)

1.テレビや情報誌、インターネットなどで観光情報を発信する 35.3パーセント
2.気軽に散策や食べ歩きができるよう街並みを整備する 26.6パーセント
3.手筒煙火や祭礼などの伝統行事の保護に努める 25.0パーセント
4.観光地の駐車場やトイレ、案内看板などを整備する 18.3パーセント
5.ホームページなどで豊川産農畜産物PRや農業関連イベント開催情報を発信する 17.7パーセント
6.市外や県外での観光キャンペーンを積極的に行う 17.6パーセント
7.市民の人たちに豊川市について知ってもらう取り組みをする 16.9パーセント
8.豊川いなり寿司以外の地域ブランドを確立する 16.8パーセント
9.東三河の他市町村と連携して観光客誘致に取り組む 14.8パーセント
10.新しい観光施設を建設する 13.7パーセント

地域・行政

男女共同参画や多文化共生、市の職員の対応などについてお聴きしました。「市の職員の対応への評価」についての結果をお知らせします。

市の職員の対応への評価

非常に親切に早く対応してくれた 17.0パーセント
まあまあ親切に対応してくれた 28.9パーセント
以前と比べて対応がよくなった 10.1パーセント
いろいろな手続きや面倒な書類の記入などの説明が不親切だった 1.9パーセント
対応が事務的で冷たい感じがした 6.3パーセント
課をたらい回しにされ、うんざりした 1.3パーセント
最近、市役所に行っていない(関わっていない) 21.9パーセント
その他 2.5パーセント
わからない 7.9パーセント
無回答 2.0パーセント

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 秘書課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
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ファックス番号:0533-89-2124
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