「広報とよかわ」2026年5月号(特集)
特集1 令和8年度予算
「元気なとよかわ 子育てにやさしく 人が集うまち」の実現に向けて
総額1454億7522万円の令和8年度予算が第1回定例市議会で可決されました。今回の特集では、令和8年度施政方針の概要と主要事業を掲載しています。詳しいことは、財政課(電話:0533-89-2127)へお問い合わせください。
豊川市長 竹本 幸夫
令和7年の国内におけるニュースを振り返ってみますと、埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損による道路陥没事故、国際情勢や人手不足に起因する物価高騰および長引く円安基調など、さまざまな社会課題が発生しています。
一方で本市は、昨年8月に「日経BP総合研究所」が発表した「シティブランド・ランキング住みよい街2025」において、全国総合28位、中部エリアで3位にランクインしました。これは、今まで進めてきた施策が、まちの魅力アップに寄与したと評価されたものとうれしく思います。
このような中、本市の令和8年度予算では、第7次総合計画実施計画に位置付ける事業やマニフェスト工程計画に沿った事業へ重点的に予算を配分し、各分野の取り組みを着実に推進します。
「マニフェスト工程計画」に掲げる3つの基本理念
【暮らしやすさ第一豊川市】
新規工業団地の整備をはじめとする雇用の創出などの施策に取り組む他、72年ぶりとなる豊川稲荷の「午年開帳」に向けた門前周辺の基盤整備を実施し、地域の魅力向上やにぎわいの創出につなげます。
【子育て豊川応援団】
老朽化の進む小坂井中学校の全面的建て替えに向けた仮設運動場の整備に着手する他、小学校給食費の完全無償化を実現します。また、コミュニティソーシャルワーカーを増員するなど高齢者や障害者に配慮した包括的な支援により、地域で心豊かな生活を続けられる環境づくりを進めます。
【市民と創る協働と健全財政のまち】
町内会の電子回覧板の導入支援を継続する他、リース方式を活用した公共施設における照明設備のLED化を実施します。また、引き続き一宮地域交流会館(仮称)や市役所本庁舎の整備に伴う分庁舎の整備工事などを進めます。
総合計画の7つの政策に基づく主な事業
【安全・安心】
宝陵高校の避難所指定および信愛医療療育センターの福祉避難所指定に伴い、備蓄品を整備し、防災対策を推進します。
【子ども・若者】
こども家庭センターにおいて、切れ目のない相談支援を実施するとともに、放課後児童クラブの通年拠点クラブを新設することで、待機児童の解消に努めます。
【健康・福祉】
総合保健センターでは、休日夜間診療に加え、障害者を含む歯科診療を実施します。
【建設・整備】
道路舗装の穴埋めなどの緊急修繕に速やかに対応するため、スマホ通報システムを導入するなど、より安全な道路環境の整備を進めます。
【教育・文化】
第3種公認競技場の公認更新に向けた陸上競技場の改修工事を実施します。
【産業・雇用】
「とよかわ元気電子応援券」および「プレミアム付電子商品券」の発行などを通じて、地域経済の活性化を図ります。
【地域・行政】
東三河初の犯罪被害者等支援金給付制度を創設し、被害者などを支援します。また、生成AIサービスなどの情報技術の活用を推進し、行政サービスの向上や事務の効率化を図ります。
総額 1454 億7522 万円 令和8年度の予算概要
令和8年度予算の一般会計は対前年度比0.8%の増、特別会計は3.8%の増、企業会計は9.7%の増となり、全会計の総合計では3.6%の増となりました。
特別会計 211 億2020 万円
【会計区分、予算額、構成比】
豊川西部土地区画整理事業、予算額 9020万円、構成比 0.4%
豊川駅東土地区画整理事業、予算額 8億1130万円、構成比 3.9%
公共駐車場事業、予算額 1億7420万円 、構成比 0.8%
国民健康保険、予算額 153 億3680万円、構成比 72.6%
後期高齢者医療、予算額 43 億9630万円、構成比 20.8%
土地取得予算、予算額 2億9750万円、構成比 1.4%
一宮財産区管理事業、予算額 110万円、構成比 0.0%
赤坂財産区管理事業、予算額 180万円、構成比 0.0%
長沢財産区管理事業、予算額 310万円、構成比 0.0%
萩財産区管理事業、予算額 790万円、構成比 0.1%
合計、予算額 211億2020万円、構成比 100.0%
企業会計 401 億1502 万円
【会計区分、予算額、構成比】
水道事業(収益的)、予算額35億9011万円、構成比8.9%
水道事業(資本的)、予算額20億2861万円、構成比5.1%
水道事業(小計)、予算額56億1872万円、構成比14.0%
下水道事業(収益的)、予算額44億1463万円、構成比11.0%
下水道事業(資本的)、予算額36億7249万円、構成比9.2%
下水道事業(小計)、予算額80億8712万円、構成比20.2%
病院事業(収益的)、予算額225億3731万円、構成比56.2%
病院事業(資本的)、予算額38億7187万円、構成比9.6%
病院事業(小計)、予算額264 億 918万円、構成比65.8%
合計、予算額401億1502万円、構成比100.0%
一般会計 842 億4000万円
歳入 842. 4000万円
市税(37.0%)311億9425万円
【市税内訳】個人市民税113億200万円、法人市民税 14億6100万円、固定資産税 141億4725万円、軽自動車税 6億1500万円、市たばこ税 11億6000万円、入湯税 4800万円、都市計画税 24億6100万円
国庫支出金(18.2%)152億9943万円、
地方交付税(9.1%)76億5000万円、
市債(8.1%)68億4800万円、
県支出金(8.0%)67億5582万円、
地方消費税交付金(5.7%)48億
繰入金(4.3%)36億4208万円、
その他(9.6%)80億5042万円
歳出 842億4000万円
民生費(42.9%)361億1214万円(障害者、高齢者、児童に関する福祉や生活保護などの社会保障)
総務費(15.5%)130億5685万円(企画政策、危機管理、交通安全、文化振興、徴税など)
土木費(7.9%)66億8689万円(道路、橋りょう、河川、市営住宅、都市計画など)
衛生費(7.2%)60億8290万円(保健衛生、清掃など)
教育費(7.1%)60億557万円(学校、社会教育、スポーツ振興など)
公債費(6.3%)52億8334万円(市債の返済(元金、利子))
諸支出金(4.3%)36億2801万円(公営企業への繰出)
その他(8.8%)73億8430万円(議会、農業、商工など)
歳入
歳入の根幹をなす市税収入は、対前年度比1.0%の増を見込んでいます。このうち個人市民税は、給与所得者の総所得額の増加などにより0.5%の増、固定資産税の家屋では、物流倉庫の新築などを考慮し、3.4%の増を見込んでいます。その他、ガソリン税の暫定税率及び自動車税等の環境性能割の廃止に伴う地方の減収分が補塡されるため、地方特例交付金は68.6%の増、堅調な国税収入を考慮し、地方交付税は2.7%の増を見込むとともに、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の増加などにより国庫支出金は2.1%の増としています。一方、市債については、一宮地域交流会館(仮称)整備事業や分庁舎等整備事業による増及び総合保健センター(仮称)整備事業の皆減などにより、2.5%の減となっています。
歳出
衛生費では、総合保健センター(仮称)建設整備事業費の皆減により対前年度比37.1%の減となっているものの、商工費では、電子版とよかわ元気応援券等発行事業費(物価高騰対応)の皆増により、対前年度40.4%の増。また、総務費では、定額減税不足額給付事業費(物価高騰対応)が皆減したものの、一宮地域交流会館(仮称)整備事業費、本庁舎等整備事業費の増などにより28.8%の増となるなど、マニフェスト工程計画の「3つの基本理念」に基づくさまざまな事業を実施するため、一般会計としては過去最大規模の予算となっています。
総合計画に掲げる7つの政策
主な事業を紹介
安全・安心 安全で快適な生活環境が整っているまち
防災施設等整備事業 1,313万円
消防庁舎整備事業 102,213万円
消防車両整備事業 1,645万円
雨水対策事業 1,650万円
交通安全施設整備事業 4,690万円
子ども・若者 子どもや若者が未来に夢や希望を描いているまち
子ども医療費支給事業 102,452万円
民間保育所建設支援事業 7,585万円
児童発達支援相談事業 4,113万円
こども家庭センター事業 2,860万円
保育所建設事業 81,672万円
健康・福祉 誰もが健やかに生き生きと暮らしているまち
休日夜間急病診療所運営事業 11,340万円
地域包括支援センター運営事業 29,816万円
生活支援体制整備事業 4,504万円
建設・整備 住み心地よい、訪れやすい都市環境が整備されているまち
豊川宿長者松土地区画整理事業(仮称)支援事業 28,698万円
都市計画道路伊奈美和通線整備事業 17,334万円
公共交通機関等利用促進事業 15,538万円
教育・文化 あらゆる世代の人が豊かな心を育んでいるまち
小坂井中学校校舎改築等事業 20,826万円
校内教育支援センター支援員配置事業 306万円
生涯学習センター整備事業 7,273万円
産業・雇用 魅力と活力があふれているまち
電子版とよかわ元気応援券等発行事業 70,074万円
豊川稲荷門前基盤整備事業 44,158万円
施設園芸エネルギー・飼料価格高騰対策支援事業 5,027万円
地域・行政 地域と行政がしっかりと支えているまち
町内会負担軽減事業 253万円
地区市民館施設整備事業 30,823万円
本庁舎等整備事業 187,527万円
情報技術活用推進事業 16,283万円
一宮地区公共施設再編整備事業 256,480万円
特集2 5月29日(金曜日)から気象庁が発表する防災気象情報が変わります
6月から10月までの期間は集中豪雨や台風などが発生し、河川が増水しやすい時期です。令和5年6月2日の大雨災害では、道路の冠水や土砂崩れなど、市内で多くの被害が発生しました。
今回の特集では、今月下旬から新たに変わる防災気象情報などについてお知らせします。災害の被害を減らすためには、早めの行動が重要です。新しい防災気象情報を確認し、災害への備えや避難について考えてみましょう。詳しいことは、危機管理課(電話:0533-89-2194)へお問い合わせください。
新しい防災気象情報
河川氾濫 1級河川などの大河川の氾濫
警戒レベル5相当 -レベル5氾濫特別警報
警戒レベル4までに危険な場所から必ず避難!
警戒レベル4相当 -レベル4氾濫危険警報
警戒レベル3相当 -レベル3氾濫警報
警戒レベル2相当 -レベル2氾濫注意報
警戒レベル1相当 -レベル1早期注意情報
大雨 低地の浸水や大河川以外の氾濫
警戒レベル5相当 -レベル5大雨特別警報
警戒レベル4までに危険な場所から必ず避難!
警戒レベル4相当 -レベル4大雨危険警報
警戒レベル3相当 -レベル3大雨警報
警戒レベル2相当 -レベル2大雨注意報
警戒レベル1相当 -レベル1早期注意情報
土砂災害 急傾斜地のがけ崩れや土石流
警戒レベル5相当 -レベル5土砂災害特別警報
警戒レベル4までに危険な場所から必ず避難!
警戒レベル4相当 -レベル4土砂災害危険警報
警戒レベル3相当 -レベル3土砂災害警報
警戒レベル2相当 -レベル2土砂災害注意報
警戒レベル1相当 -レベル1早期注意情報
高潮 海水面の上昇や波の打上げによる浸水
警戒レベル5相当 -レベル5高潮特別警報
警戒レベル4までに危険な場所から必ず避難!
警戒レベル4相当 -レベル4高潮危険警報
警戒レベル3相当 -レベル3高潮警報
警戒レベル2相当 -レベル2高潮注意報
警戒レベル1相当 -レベル1早期注意情報
避難情報など
警戒レベルの発令
警戒レベル5相当 -警戒レベル5緊急安全確保 (注記)市町村が発令
警戒レベル4までに必ず避難
警戒レベル4相当 -警戒レベル4避難指示 (注記)市町村が発令
警戒レベル3相当 -警戒レベル3高齢者等避難 (注記)市町村が発令
警戒レベル2相当 -警戒レベル2注意報 (注記)気象庁が発令
警戒レベル1相当 -警戒レベル1早期注意情報 (注記)気象庁が発令
変更のポイント
避難の判断がしやすくなります!
POINT 1.避難行動に対応した5段階の警戒レベルで分かりやすくなります
警報・注意報の情報名にレベルが付きます。例:「レベル4大雨危険警報」
POINT 2.河川氾濫の危険度の伝え方が変わります
洪水警報や洪水注意報が廃止され、河川氾濫の特別警報や危険警報などが新たに開始されます。
POINT 3.大河川とそれ以外で情報の伝え方が異なります
河川氾濫の警報・注意報 豊川、豊川放水路
大雨の警報・注意報 間川、境川、佐奈川、白川、御津川、紫川、帯川、西古瀬川、音羽川、山陰川など
レベル3警報やレベル4危険警報が発表されたら、市からの避難情報に十分注意するとともに、危険な場所にいる方は早めの避難を心掛けてください。
市が発令する避難情報
警戒レベル3以上の避難情報は、市が発令します。警戒レベル3の「高齢者等避難」が発令された場合は、避難に時間のかかる高齢者や障害のある人は危険な場所から避難してください。その他の人も、必要に応じて外出を控えたり、避難のための準備をしたりしましょう。警戒レベル4の「避難指示」が発令された際は、危険な場所にいる全員が、速やかに避難してください。災害から身を守るためには、情報を収集することが大切です。以下の方法で、市や気象庁などからの防災情報を入手しましょう。
防災情報の入手方法
キキクル
気象庁のホームページでは、大雨による災害の危険度をリアルタイムで表示しています。大雨による土砂災害の危険度は「土砂キキクル」、河川の氾濫や短時間強雨による浸水害の危険度は「大雨キキクル」で、確認することができます。
豊川市防災アプリ
市の防災情報を手軽に受け取ることができる市公式の防災アプリです。市からのお知らせ、屋外スピーカーからの放送内容や火災情報などをこのアプリで受け取ることができます。
市ホームページ
ハザードマップや避難所一覧、河川情報など、災害時に役立つ情報を掲載しています。災害時における避難所開設などの緊急情報については、トップページで随時情報提供を行います。
とよかわ安心メール
大雨・暴風警報などの気象情報を、気象庁の発表に応じてメールで自動配信します。bousai.toyokawa-city@raiden3.ktaiwork.jpに空メールを送信して登録してください。
市公式LINE
災害時に緊急情報などでお知らせしています。
安全に避難するために
避難先や避難経路の確認
避難とは「難」を「避ける」ことです。避難所だけでなく、安全な場所に住んでいる親戚・知人の家やホテル・旅館なども避難先となります。事前にハザードマップなどで確認し、避難先や避難経路を確認しましょう。
また、次の条件を満たす場合は、在宅避難も選択肢の一つです。
1.「家屋倒壊等氾濫想定区域」に入っていない
2.浸水深より居室は高い
3.水が引くまで我慢でき、水・食糧などの備えが十分
備蓄品・非常用持ち出し袋の準備
在宅避難に必要な備蓄品や避難に必要なものを入れた非常用持ち出し袋を、家族構成などに応じて、準備しておきましょう。賞味期限や使用期限があるものは、定期的に点検しましょう。日頃から使う食料などを多めにストックし、定期的に消費するローリングストックを行うことも、災害への備えとなります。
市では、災害に備えるためのチラシを作成しています。ぜひご活用ください。
この記事に関するお問い合わせ先
企画部 秘書課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
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更新日:2026年05月01日