令和7年度豊川海軍工廠展

豊川海軍工廠敷地内の様子
豊川海軍工廠は、海軍兵器の生産を目的として、昭和14年に宝飯郡豊川町・牛久保町・八幡村にまたがって開庁しました。双眼鏡や機銃などを生産し、日本最大の規模で、東洋一の兵器工場ともいわれました。しかし、昭和20年8月7日の米軍B29爆撃機などによる空襲で壊滅的な被害を受け、2,500名以上の人が犠牲となりました。
本展は、豊川市の歴史の中でも重要な豊川海軍工廠のことや戦争について知っていただこうと、毎年夏の時期に開催している展覧会です。
展覧会詳細
本展覧会は豊川海軍工廠資料の中から毎年異なるテーマで資料を選出し展示しています。今回の豊川海軍工廠展のテーマは「機銃」です。終戦から80年の節目を迎える今年度は靖国神社より豊川海軍工廠製造の九九式二十粍機銃をお借りして、特別展示を実施します。九九式二十粍機銃とは豊川海軍工廠の主要な製品である航空機用の機銃のひとつであり、これは零式艦上戦闘機に搭載したものです。
豊川海軍工廠製の機銃を当館でご観覧いただける今年度限りの貴重な機会です。多くの皆様にご観覧いただければ幸いです。

九九式二十粍機銃(靖国神社遊就館所蔵)
日時
令和7年7月26日(土曜)から令和7年8月31日(日曜)まで
午前9時から午後5時まで
会場
豊川市桜ヶ丘ミュージアム
1階第5・6展示室
休館日
毎週月曜日(ただし、8月11日(月曜)は開館します)
観覧料
無料
関連事業
展示解説
日時
令和7年8月7日(木曜)午後2時から
令和7年8月16日(土曜)午後2時から
予約不要、当日会場へお越しください
歴史セミナー -豊川海軍工廠と機銃-
日時
8月11日(月曜)午後2時00分から午後3時30分まで
定員
50名(先着順)
対象
どなたでも
講師
当館学芸員
会場
豊川市桜ヶ丘ミュージアム2階会議室
申し込み
7月12日(土曜)午前9時より電話、窓口にて受付
豊川市桜ヶ丘ミュージアム電話番号:0533-85-3775
関連図録
ガイドブック豊川海軍工廠
豊川平和都市推進協議会で作成した「ガイドブック豊川海軍工廠」を、上記リンクからダウンロードすることができます。
豊川市平和都市推進協議会についてのお問い合わせ
豊川海軍工廠の絵を募集しています
桜ヶ丘ミュージアムでは、豊川海軍工廠の絵を募集しています。詳しくは上記リンクをご参照ください。
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所在地:442-0841
愛知県豊川市代田町1丁目20番地の4
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更新日:2025年06月29日