令和6年No.57 1学期終業式

本日、1学期終業式が行われました。
終業式の中で、2年生、4年生、6年生の代表児童が1学期にがんばったことについて発表しました。
どの子も自分の言葉で堂々と話すことができていました。
校歌や7月の歌を、全校で元気いっぱいに歌いました。1学期の締めくくりにぴったりな素敵な時間でした。
4月からの約3か月半、千両っ子は笑顔いっぱいで充実した学校生活を送ることができました。
保護者の皆様、地域の皆様の本校教育活動へのご理解とご協力に感謝いたします。
終業式の校長の話について、熱中症対策のため、話の前半部分はカットしました。
ですので、カットした前半部分を含めて全校児童に話した内容を本ホームページに載せさせていただきます。

では、校長先生から1学期に見つけた皆さんのがんばりを発表します。

• 1年生
  毎朝、アサガオの水やりして、大切に育てることができました。
  毎日続けることができるのは、とても素晴らしいことです。また、水やりをしているとき、笑顔いっぱいで朝のあいさつをしてくれました。これも素晴らしいです。
• 2年生
  教室に入ると、皆さんの元気な声がいつも聞こえてきました。
  放課には、みんなで仲良く遊んでいましたね。いつも鬼ごっこに誘ってくれてありがとう。とてもうれしかったです。
• 3年生
  誰かが困っていると、自然と手を貸して助けてあげることができていました。
  3年生は優しい子ばかりですね。
  また、授業では友達同士で真剣に話し合う姿も見せてくれました。
• 4年生
  たてわり班活動や3年生と一緒に勉強している体育の授業などで、下の学年の子に優しく話をするなど、高学年になったという気持ちが行動に表れていました。
  2学期もお兄さん、お姉さんとして低学年の子をリードしてください。
• 5年生
  教室を見に行くと、集中して友達や先生の話を聞いている姿を見かけます。
  また、野外活動の準備などを通して、自分たちで自分たちをよくしていこうとしています。これは、とても大切なことですね。
• 6年生
  千両小学校のリーダーとして、役割をきちんと果たそう、お手本になろうとする姿がありました。登下校では、下級生の面倒をしっかり見ることができましたね。
  たてわり班活動などでは、自分のことを後回しにして、下級生のためにと行動している姿をたくさん見ることができました。

 どの学年も、2学期は、より一層、みなさんのがんばりを期待しています。

 さて、校長先生が入学式、始業式の時に話したことって覚えていますか。
 夏休みに入ってからも、ぜひ続けてほしいことですので、今からもう一度確認してみます。（アヒルのぬいぐるみを袋から取り出す）
 あひるの「あ」は、「あいさつをしよう。元気な声で」です。
 夏休みになっても、学校のプール開放や宿題教室があったり、地域の行事があったりします。また、お盆には親戚の人がおうちにやってくることもあるかと思います。あいさつをすると相手との距離が縮まり会話がはずみます。そして、お互いに楽しい気持ちになります。家族や地域の方と顔を合わせたら、気持ちのよいあいさつをしましょう。
 あひるの「ひ」は、「ひとりでしよう。自分のことは」です。
 1学期、一人でできることを一人でやってきましたか。次の日の授業の準備や、目覚まし時計を使って自分の力で起きるなど、いかがだったでしょうか。
 夏休みに入っても、これまでできてきたことを続けましょう。朝は、自分の力で起きる、誰かに言われなくても歯をみがく、食事の後、お皿やお椀を洗うなど、一人でできることは、一人でやるようにしましょう。でも、どうしてもできないことがあったら、誰かにお願いすることも大切です。
 あひるの「る」は、「ルールを守って、安全に」です。
 ルールを守らなくてはならないのはどうしてでしょうか。それは自分を守るためです。子どもだけで川遊びをしてはいけないというルールがあります。川でおぼれてしまって命を落としてしまう危険があるからです。自転車に乗るときにヘルメットをかぶるというルールがあります。これも、もし事故にあったとき一番大事な頭を守るためにヘルメットが必要だからです。
 皆さんのような小学生だけで、スマホなどを使ってSNSを扱うことに関して、本当はルール違反になっている種類のものもたくさんあります。SNSを通じて悪い大人とつながってしまって、大金を払わされることになったり、傷つけられたりしてしまう危険があるからです。SNSの種類によってルールが違うので、一度おうちの方と一緒に確認してみてもよいでしょう。ルールを守ることは、自分を守ることです。忘れないようにしましょう。

 夏休み中も、「あ・ひ・る」の3つを続けて行いましょう。
 夏休みは、楽しいことがいっぱいあります。夏休みにしかできないこともたくさんあります。
 千両っ子のみなさんと先生方、全員そろって2学期の始業式を迎えられることを祈っています。これで校長先生の話を終わります。