令和6年度0718 6年生「着衣泳」

更新日:2025年01月30日

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 2014年、静岡県伊豆半島の沖合で行方不明になり、20時間後に40キロメートル沖合で救助されるというニュースがありました。この男性は、「浮いてさえいれば見つけてもらえる」と信じ、夜通し背浮きをしていたそうです。この男性の行動は、水難事故にとても有効であると、国内だけではなく、世界中で話題になり、小学校の学習指導要領でも学習することが取り入れられています。
 7月18日(木曜日)、6年生を対象に着衣泳の授業を行いました。合言葉は「浮いて待て(UITEMATE)」海外でも通じる言葉です。人間は水の中にいてもじっとしていれば、表面積の2%は水面から出ます。そこを口・鼻にして背浮きするのが「浮いて待て」です。
 授業では、まず衣服を着たまま水の中に入りました。いかに衣服を着たままだと泳ぎにくく、そして重いかを体感しました。そこで、背浮きをすることを実践してみました。何度か練習すると、多くの子が1分以上浮くことができるようになりました。
 あってはならないことですが、万が一の時には、この「浮いて待て」の授業が生きることを願っています。

体育座りをした児童たちが木陰で講義を受けている写真

暑さ対策のため、講義は日陰で行いました。

服を着た児童たちがプールに入っている写真

実際に着衣のまま水に入りました。

水浸しの服を着た児童たちがプールの縁に掴まっている写真

重くて水から出るのも大変でした。

児童たちが着衣のまま背浮きをしている写真

実際に背浮きをしてみました。

児童たちがラッコのようにペットボトルを抱えながら背浮きをしている写真

ペットボトルを使ってみると、より浮けました。

黒い服を着た児童がペットボトルを抱えながら背浮きをしている写真

ゆらゆら上手に浮けていました。

児童たちがプールの中で両手を上げている写真

最後はみんなで集合写真。

児童たちがプールに向かってお辞儀している写真

6年間の思いを込め「ありがとうございました」。

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