令和5年度0914 5年生野外活動2日目

更新日:2025年02月01日

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夜明け直後のきららの里。薄曇りの涼しい朝でした。

9月14日(木曜日)野外活動2日目の夜明けは、薄曇りでした。最低気温は18℃。豊川と比べると涼しい朝です。
まずは朝の集いです。ラジオ体操でシャキッと目を覚まさせました。そして朝食。パンとヨーグルトが中心でしたが、たりない子は、教員が予備で作っておいたおにぎりもたくさん食べていました。


朝の集い。ラジオ体操で体を目覚めさせました。


朝食の準備。個々で選んだ食べ物をもらいました。


朝食を楽しく食べました。


たりないときはおにぎりがあるよ。

朝食後、お世話になったロッジから荷物を出すと、2日目の活動の開始です。1クラスは、午前中クラフト作り、午後森林教室、もう1クラスは午前森林教室、午後クラフト作りでした。

クラフト作り

クラフト作りとは、きららの里周辺にある間伐材を利用して小物を作ることです。のこぎりやボンドを使って、思い思いの小物を作っていました。きららの里の刻印もあります。ずっと思い出に残る作品が作れたでしょうか?


どんな作品を作ろうか迷ってしまうね。


細かい作業にていねいに取り組んでいました。


真剣に制作していました。


作った小物の一部。かわいらしくではました。

森林教室

森林教室は、各クラス2グループに分かれての行動でした。きららの里の横には、愛知県内で希少なブナ・コナラ等が生えている「きららの森」の原生林が広がっています。この森を約1時間30分かけてトレッキングしました。
きららの森には、たくさんの植物が生えています。遠くから見ると同じような木に見えても、幹がつるつるしているもの、ざらざらしているものなど様々です。
落葉樹の森は、落ち葉の絨毯をしきつめ、水を豊かに貯めます。そしてその水は少しずつ川の水となってしみ出てきます。水は夏でも17℃ほどの冷たい水です。みんなで触ってみましたが、本当に気持ちの良い冷たさでした。
トレッキングでは途中湿地帯を木道で歩きました。聞くと、そこは豊川水系と矢作川水系の分水嶺にあたるそうです。水が違うところに流れていく、その源流を見られてみんな驚いていました。
森は、スズタケが黒く枯れていました。これは、120年に一度の世代交代の時期だからです。地下茎でつながった笹は、120年に一度花を咲かせ、そして枯れてしまいます。その世代交代の瞬間が今なのだそうです。
もう一つ枯れていたのは、太い大きなブナやコナラの木です。これは自然現象ではなく、カシノナガキクイムシという外来生物による影響だそうです。人間の生活が原生林にも影響を与えていることを知りました。
ガイドさんからは、みんなの生活の細かな気遣いが、このような豊かな森を守っていくことだと教えていただきました。


案内してくれるガイドさんたちとあいさつ。


森の中へと進んでいきます。


この木の幹はざらざらだね。


森の奥へと進んでいきました。


川の水は冷たくてびっくり。


スズタケは世代交代のため枯れていました。


足元が豊川水系と矢作川水系の分水嶺。


きららの森一番の大木だった木の切り株。


ナラ枯れして切り落とされた木。

昼食は五平餅でした。きららの里で食べる最後の食事です。みんなで楽しく食べていました。心配された天気ももち、薄曇りの中、森を見ながらの食事はとてもおいしいものでした。


2日目の昼食。


おいしい五平餅。


景色もまたごちそうです。


楽しくきららの里最後の食事をとりました。

すべてのメニューが終わった午後2時。いよいよきららの里を去るときがきました。退村式できららの里の方からは、今いる友達を大切にしてほしいとのお話をいただきました。
2日間、いろいろな体験を共にした仲間との思い出は、5年生の子たちにとって貴重な財産となることだと思います。この日に向けて準備してくださったご家族の方にも感謝したいと思います。ありがとうございました。


退村式の様子。

解散式。充実した2日間でした。

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