令和7年度1121 6年生「三河国分尼寺・豊川海軍工廠平和公園」社会見学
11月21日(金曜日)、6年生が三河国分尼寺史跡公園と豊川海軍工廠平和公園に社会見学に行きました。
三河国分尼寺史跡公園は、豊川市西部の八幡町に位置します。10月に修学旅行に行った東大寺は、三河国分寺・国分尼寺の総本山となります。奈良時代の「ほのくに」と言われたころの政治の中心だったころに思いを馳せていました。また、近くの国分寺跡も見学に行きました。やがてはここも国分尼寺跡と同じように整備されていくそうです。今は梵鐘だけが当時を知る国分寺跡も、6年生の子たちが大人になったころには、立派な史跡公園になっているのかもしれません。
午後の豊川海軍工廠平和公園の見学では、案内ガイドによるツアーでしか見ることができない火薬庫の中や信管置場の見学もしました。戦争末期の、若者が働きに来ていた東洋随一の巨大軍需工場と、その空襲の内容をしっかりと子どもたちは学ぶことができました。
本来の社会見学はここまでですが、最後に追加として、桜木小に隣接している桜ケ丘ミュージアムにおける特別展「埴輪大相撲豊川場所&国際芸術祭「あいち2025」」も見学に行きました。この企画展は11月末日まで開催しています。もしよければお出かけください。
今回の社会見学は、6年生の子たちにとって、小学校生活最後の社会見学となりました。天気にも恵まれ、そしてとても充実した学びになったようです。

国分尼寺史跡公園。大きな復元された中門が迎え入れてくれました。

資料館ではガイドさんの話を聞きながら見学。

発掘で出てきたものをじっくりと見学。

ここがちょうど本堂が経っていたところだね。

国分尼寺が建てられた地形を立体図で説明。

ここに巨大な寺が建てられていたんだね。

国分寺跡。往時を知る梵鐘の見学。

お昼は赤塚山公園でのんびりとお弁当。

平和公園。館長さんたちとごあいさつ。

語り部の方が分かりやすく教えてくださいます。

普段は入れない火薬庫の中も見学。

中は80年前のままです。

信管置き場。万が一の暴発のため、天井が抜ける造りになっています。

空襲に遭った当時の空中写真も見ました。

平和の大切さをしっかり学びました。

最後に桜ヶ丘ミュージアムの企画展も見学。
更新日:2025年11月21日