市内における豚熱(CSF)の状況について
更新日:2023年1月24日
豚熱(CSF)とは
- 豚熱ウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
- 感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。
- 治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
- なお、アフリカ豚熱(ASF)とは、全く別の病気です。
市内の養豚農場における豚熱の状況について
現在、市内の養豚農場において豚熱は発生しておりません。
市内の野生イノシシにおける豚熱の状況について
令和5年1月15日に豊川市内で捕獲された野生イノシシについて、豚熱遺伝子検査の結果、愛知県内164例目となる陽性事例が確認されました。
(令和2年度以来の、市内での野生イノシシ陽性事例です。)
人、物資、車両等によりウイルス等が農場に持ち込まれると、家畜伝染病の新たな発生につながります。
農場内への出入の際には、農家の指示に従って消毒等を行っていただき、家畜伝染病の感染拡大防止にご理解・ご協力をお願いいたします。
レジャー等で山林に立ち入った場合は、ウイルス等を広めないために、農場に近寄らない、靴や車両のタイヤを消毒するなど、対策を心がけましょう。
豚熱ウイルスは、豚、イノシシの病気であり、人に感染することはありません。
仮に豚熱に感染した豚やイノシシを食べても人体に影響はないとされていますので、正確な情報に基づき冷静に対応していただくようお願いいたします。
詳細につきましては、以下のリンクをご覧ください。
野生イノシシの豚熱検査について(愛知県農林水産局農政部農業振興課)
消費者の方へ(農林水産省消費・安全局動物衛生課)
死亡イノシシを発見した場合には
農地、住宅付近などで死亡したイノシシを発見した場合は、決して近寄らず、以下の項目を豊川市産業環境部農務課(0533-89-2138)までご連絡ください。
(1)発見場所
(2)発見日時
(3)発見された方の氏名、連絡先など
豚熱は、人に感染することはありませんが、死亡イノシシに触れてしまった場合は、ウイルス拡散防止のためにしっかり手洗いをしてください。アルコール消毒なども有効です。
豚熱に関する情報について
豚熱に関する情報については、農林水産省ホームページ又は愛知県ホームページからご覧ください。