特定外来生物「セアカゴケグモ」にご注意ください

更新日:2023年11月30日

市内各地でセアカゴケグモの生息が確認されています。
習性はおとなしく、攻撃的ではありませんが、触ると咬まれることがありますのでご注意ください。

セアカゴケグモの特徴


セアカゴケグモ(メス)


画像はすべて環境省提供

メスは毒を持っています。体長10ミリ程度で、全体が光沢のある黒色で、腹部は丸く背面に赤い模様があります。
卵のう(卵の入った直径10ミリ程度の袋)と呼ばれる卵の袋を作ります。


オスは毒を持っていません。体長4~5ミリ程度で、白っぽく赤い模様はありません。

生息場所

日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物のくぼみや穴、裏側、隙間などに不規則な形の網を張って営巣します。
低い位置に巣を作ることが多く、糸に落ち葉などが付着していることもあります。

セアカゴケグモを見つけたら

素手で捕まえたり、触らないようにしましょう。
もし可能であれば、咬まれないように注意して駆除を行ってください。

駆除方法


卵のうは殺虫剤が効かないことが多く、卵のうをそのまま踏み潰すと子グモが散らばる恐れがあるため、割りばしなどでつまんでビニール袋に入れ、靴で踏み潰してください。

セアカゴケグモが生息している可能性のある場所で作業をするときは、手袋を使用したり長袖の衣服を着用するなど、肌を露出しないようにしてください。
また、クモの生息しそうな場所はこまめに掃除するなど、クモが棲みにくい環境を作ることも有効です。

セアカゴケグモに咬まれたら

患部を水で洗い、すみやかに医療機関にご相談ください。
咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院にご持参ください。
(セアカゴケグモは外来生物法により「特定外来生物」に指定されているため、生きた個体の移動や飼育が禁止されています。)

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お問い合わせ

産業環境部 環境課
電話:0533-89-2141

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