人や動物に優しい動物病院であり続けたい

更新日:2025年01月30日

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玄関に設置された「ゆずの木どうぶつクリニック」と書かれた看板の写真

越智俊二郎(ゆずの木どうぶつクリニック)

黒色の医療用スクラブを着用し椅子に座っている越智俊二郎さんを左斜め前から撮影した写真

見知らぬ土地。創業サポート制度が心の支えに。

市内正岡町のクロスモール豊川、DMCカーマ正岡店内にある「ゆずの木どうぶつクリニック」。イヌやネコだけでなく、ウサギ、ハムスター、フェレットなど、幅広い診察ができる市内では数少ない動物病院だ。開業5年目。獣医師の越智俊二郎さんは、飼い主さんとペットに寄り添った医療を提供している。
越智さんは愛媛県出身。実家は農家で、ヘビやカエル、アナグマなど野生動物が現れるような自然豊かな地域で育った。イヌやネコの飼育も経験し、「いつか動物にかかわる仕事がしたい」と考えるようになった。動物好きに加え、動物の体の構造に興味があったことなどから、獣医になることを決意。神奈川県にある大学で獣医学を学び、卒業後は愛知県安城市にあるあいち犬猫医療センターに勤務し、その後、関西の病院で高度医療などの腕も磨いた。
プライベートでは、あいち犬猫医療センターで知り合った動物看護師さんと結婚。愛知県岡崎市出身の妻の実家に近い場所での開業を目指していた越智さんは、先輩獣医師からの情報提供が縁で、2018年8月に豊川市内でクリニックをオープン。開業に際しては、市と関係機関が連携して創業をサポートする「とよかわ創業・起業支援ネットワーク」事業を活用した。市の補助金を利用して医療機器を購入。商工会議所や豊川信用金庫の支えもあり、開業準備は順調にすすんだ。「なによりもうれしかったのは、このような制度があるということ。私のように豊川に縁がない人間でも、受け入れてもらえるんだって。精神的な不安が消えました」。

助手の方が後ろから犬の胴体を支えて越智さんが犬の口元あたりを診察している様子の写真

人にも動物にも優しい動物病院であり続けることをモットーに、丁寧な診療を心掛けている

診察や治療時に必要な器具などがたくさん置かれた室内で聴診器を首にかけ白衣姿の越智さんが立っている写真

入院している動物のため、24時間体制で対応することも

クリニック内の壁に設置された棚にペットフードが陳列されている写真

ペットの体調にあわせたペットフードも販売

芝生の上で敷物を敷き、子ども2人とお弁当を食べている越智さんの写真

休みの日は、家族とピクニック

住めばわかる。豊川は腰を据えるのにもってこいの場所。

豊川市に住んでみて実感することは、土地柄が良い、住みよいまちだということ。「これまでに暮らしたことがある土地と比べても、穏やかで優しい人たちが多い。2人の子どもを持つ父親としても、子育てしながら腰を据えるのにはもってこいの環境」。また、山あり川あり海ありと自然が豊かで、それでいて買い物などができるエリアが近いことにも満足しているという。中でも特に好きな場所は、赤塚山公園などの公園と、中央図書館。近隣では、新城総合公園もお気に入りだ。
「あと豊川市に移住・開業して感じることは、事業をしやすい土地だということ。人口の割に競合が少ない。チェーン店だけが目立つのはもったいないと思うんですよね」と越智さん。「豊川の魅力を一言で伝えるのは難しいんですが、いろいろなバランスが良い。とにかく住んでみればわかります!」
診療時間には絶えず来院があり、入院している動物の容態次第では24時間体制で対応。越智さんは「獣医は体力勝負です」と笑いつつ、こう話す。「『ゆずの木』というネーミングは、子どもの頃に庭にあったユズの木が由来。記憶にある柔らかな感じを病院の名前にしました。」そのイメージのまま、人にも動物にも優しい動物病院であり続けることをモットーに、地域の人や動物の幸せを支えていく。

DATA

白色の外壁で玄関ドアのガラスに「ゆずの木どうぶつクリニック」と診療時間等が書かれており入口前にもクリニックの名称などが書かれた看板が設置されている外観写真

ゆずの木どうぶつクリニック(ゆずのきどうぶつくりにっく)

  • 住所:愛知県豊川市正岡町池田706-1
  • 営業時間:
    • 午前診療 9時30分から13時00分まで
    • 午後診療 16時00分から19時00分まで
  • 定休日:木曜日(日曜日は午前のみ)

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駅が近くて通勤通学がしやすいまちなかでのマイホーム購入を応援するため、所有する土地・家屋に係る固定資産税相当額(最大3年間・面積要件あり)を補助します。

対象条件は、以下のいずれかに該当する方です。

  1. 豊川市外に連続して5年以上住んでいたが、市内の特定の区域に家屋を購入して引っ越してきた
  2. 豊川市内の災害想定区域に家屋を所有して住んでいたが、市内の特定の区域に家屋を購入して引っ越してきた

さらに、対象世帯のうち、中学生以下の子を持つ世帯に対し、1人当たり10万円(1回限り)の奨励金を交付します。対象条件は、

  • (a)転入前5年以上市外に在住
  • (b)2017年1月2日以降に都市機能誘導区域内に家屋を新築(分譲マンション・中古住宅も対象)。
  • (c)転入後10年以上市内に定住する意思がある。
  • (d)町内会へ加入する。
  • (e)市税等の滞納がない。
  • (f)暴力団員でない。

以上6点になります。

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 元気なとよかわ発信課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
電話番号:0533-95-0260
ファックス番号:0533-89-2125
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