暮らし系人気YouTuber

更新日:2025年01月30日

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和室にある大きなクッションの上で仰向けになって寝転ぶ男性の写真

YouTubeチャンネル「OKUDAIRA BASE」 奥平眞司

障子の引き戸を開けてその間から外を眺めている男性の写真

丁寧な暮らしのようすを配信して人気

動画共有サイト「YouTube」の人気チャンネル「OKUDAIRA BASE」(オクダイラベース)。豊川市出身の奥平眞司さんは一般的な20代男性らしからぬ丁寧な暮らしぶりを発信し、現在チャンネル登録者数は36万人。「暮らし系YouTuber」として、世代を超えて親しまれ、今や芸能界にもファンがいるほど。そんな奥平さんはなぜYouTuberになったのか。

奥平さんは4人兄弟の長男。YouTubeの映像から受けるおっとりとした印象と違って、体を動かすことが大好きな少年だった。地元の赤塚山公園や本宮山にもよく出かけ、野球などのスポーツにも夢中になった。今では日々の暮らしを楽しむスペシャリストとして知られているが、実家にいたころは家のことが好きではなかった。「長男だったので、頼まれれば仕方なくやっていた感じです」。ただ肌荒れしたのがきっかけで、食の安全や栄養については関心があった。高校時代には自分が納得する弁当を手作りしていた。また父親ゆずりの工作好きで、小さいころは段ボールの家づくりが得意だった。なかでも一番好きだったのは家の模様替え。家族も協力的で、たびたび行った。これらの経験のすべてが、のちの生活に役立つことになった。

暮らしのことに関心を持ったのは、大学進学で一人暮らしを始め、家のことが「自分ごと」になってから。大学は海と山に囲まれたのどかな地域にあり、大学生らしい遊び場が少なかった。必然的に部屋で過ごす時間が長くなり、まずはインテリアに凝った。近くの砂浜から持ち帰った流木でライトスタンドを作り、DIYにハマっていった。部屋のようすをインスタグラムなどで発信してみると、インテリアの専門誌に取り上げられたり、大学の後輩たちの間でも流木のDIYが流行ったりして、より楽しくなった。料理に関しては基本的に自炊。食費に余裕がなかったし、外食ばかりだと体調などが心配だったからだ。それを友人などに振る舞うと好評で、それから手料理にもハマった。

こうして暮らしの楽しさに目覚め、道具などにも興味を持つようになり、「暮らしにかかわるデザインがしたい」と強く思うようになった。大学で学んでいたのはまったく畑違いの福祉。家族を説得し、卒業後はアルバイトをしながらデザインの専門学校で学んだ。趣味のひとつとして、入学と同時に始めたYouTubeで、動画がヒットしたのは卒業間近のこと。朝起きてから夜寝るまでの日常をストーリー仕立てにしてアップし、それが10万回再生を記録、いわゆるバズった。卒業後もそのスタイルで衣食住のことを配信。チャンネル登録数もどんどん増えた。そこからYouTuberを職業として意識するようになった。

段ボールで作られた家から手に棒のようなものを持ち顔と体を半分出している小さな男の子の写真

4歳のころ 段ボールでお家づくり

和室にあるちゃぶ台を囲んで食事をしている家族の写真

家族をご招待

料理が沢山のった調理台のような所でコップを手に持って立っている写真

シンプルで素朴な料理が得意

縁側でちゃぶ台を挟んで向かい合って食事をする男女の写真

新婚の食卓

海でスイミングウェアのものを着用しスキムボートに乗っている写真

はまっているスキムボード

キャップを被った女性とその右横にシャツを着た男性が笑顔で微笑んでいる写真

イベントで「おくたこ」を出店した母幸代さん(左)と奥平さん

コップにビールのようなものを注いでる様子をアップめに映した写真

奥平さんデザインのグラスuku カタチから使用感、そそぐ時の音までこだわった

その人の”何か“を変えるきっかけに

現在は古民家で暮らし、大好きな模様替えやDIY、料理、庭仕事、おもてなしのようすなどの日常を、心地よい音楽にのせて紹介。企業から映像の仕事も舞い込み、さらに自分がデザインした、こだわりのキッチン道具などを扱うブランド「Kiduki(きづき)」が生まれた。そんな中、2021年には、同じく暮らし系YouTuberのmami(まみ)さんと結婚。夫婦チャンネルも開設した。趣味のスキムボードでは優勝するほどの腕前で、近くの海でほぼ毎朝練習に励む。

2023年4月に豊川市赤塚山公園のリニューアルオープンイベントがあり、トークショーのゲストとして招かれた奥平さんは、「豊川は自然がいっぱい。それでいて都会的な部分もあり、住みやすい場所なので大好き。僕が今住んでいるまち(関東)と似ているんですよね」などと、豊川愛を披露。駆けつけた家族やYouTuber仲間に囲まれて、地元で初めてのイベント出演を楽しんだ。

実家に帰るたびに、家具の配置が変わっていたり、実家でたこ焼き屋「おくたこ」を営む母・幸代さんの手料理がおいしいことを実感したりして、「やっぱり今の自分の原点は奥平家にあるんだなあ」とつくづく思う奥平さん。「もともとYouTuberになるなんて、思ってもいませんでした。好きなことをやり続けて今があること、たくさんの人たちに出会えたことに感謝です。これからも年齢に関係なく多くの人にYouTubeを見てもらい、その人の”何か“が変わるきっかけになればいいなあと願っています」。

DATA

様々な料理が机にのっており、男性がコップを手に持ち立っている写真

奥平 眞司(オクダイラ マサシ)

YouTubeチャンネル「OKUDAIRA BASE」

豊川市出身

日本福祉大学卒業後、桑沢デザイン研究所夜間部にて空間デザインを学ぶ。
料理やDIY、物選び、整理整頓、家族や友人を招いてのもてなし、一人キャンプや旅行など、自分の時間をとことん楽しむ方法をYouTubeにて配信。

誠文堂新光社から書籍「自分を楽しむ衣食住」「春夏秋冬の暮らし方」を出版

動画制作、キッチンツールのデザインなども行っている

次世代YouTuberの育成プログラム「YouTube NextUp2019」に選出

チャンネル登録者数約36万人、総視聴回数約6000万回

はじめませんか とよかわ暮らし ~豊川市まちなか居住補助金~

駅が近くて通勤通学がしやすいまちなかでのマイホーム購入を応援するため、所有する土地・家屋に係る固定資産税相当額(最大3年間・面積要件あり)を補助します。

対象条件は、以下のいずれかに該当する方です。

  1. 豊川市外に連続して5年以上住んでいたが、市内の特定の区域に家屋を購入して引っ越してきた
  2. 豊川市内の災害想定区域に家屋を所有して住んでいたが、市内の特定の区域に家屋を購入して引っ越してきた

さらに、対象世帯のうち、中学生以下の子を持つ世帯に対し、1人当たり10万円(1回限り)の奨励金を交付します。対象条件は、

  • (a)転入前5年以上市外に在住
  • (b)2017年1月2日以降に都市機能誘導区域内に家屋を新築(分譲マンション・中古住宅も対象)。
  • (c)転入後10年以上市内に定住する意思がある。
  • (d)町内会へ加入する。
  • (e)市税等の滞納がない。
  • (f)暴力団員でない。

以上6点になります。

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 元気なとよかわ発信課
所在地:442-8601
愛知県豊川市諏訪1丁目1番地
電話番号:0533-95-0260
ファックス番号:0533-89-2125
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