歴史ミニ企画展「紙あそびとその時代」

大正15年の双六

豊川市桜ヶ丘ミュージアムでは、豊川市の歴史と文化を広く紹介し、理解を深めていただくために、資料の収集に努めるとともに、市民のみなさまからご寄贈･ご寄託いただいたさまざまな資料についても保管・活用しています。

今回のミニ企画展では紙を用いた玩具資料を紹介します。

双六（すごろく）やカルタなどの、紙を素材としたおもちゃには、子供たちをはじめとした多くの人々を惹きつけるために、様々な工夫を凝らしており、その主題は当時の流行や教訓、時代背景を反映していることが多くあります。また子供たちを熱中させるために設定した個性あふれるルールも見どころの一つ。

本展覧会ではそのようなおもちゃを「紙あそび」と名付け、それらの個性的な遊び方や時代背景などを紹介します。
紙あそびを通して、当時の暮らしや世相の一端を垣間見てみましょう。