採用試験Q&A
更新日:2024年3月1日
豊川市役所の受験を考えている方に、採用試験や本市役所のことをより知っていただくため、よくある質問や興味があると思われる事柄をQ&Aにまとめました。
1 採用試験について
Q.どのような人材を求めていますか。
豊川市職員のありたい姿として、
(1) Customer Satisfaction
- お客様(=市民)目線で、お客様満足度の最大化を図る職員
(2) Career Up
- 自分自身や部下のキャリアアップに関心を持ち、自学する職員
(3) City Sales Person
- 豊川市の魅力をアップし、戦略的に発信することのできる職員
以上の「3C」を豊川市職員の将来像としています。
ただし、これは全職員の目標です。新規採用職員に対しては、
- コミュニケーション能力のある人、協調性のある人
- 論理的思考のできる人
- 自分の将来像を持ち、その将来像に向かって自己研鑽できる人
- 情報利用能力のある人
といった人材を求めています。もちろん、大前提として、組織人として常識的な言動が取れる人でなければなりません。
Q.学歴、年齢、出身地や性別などによる有利、不利はありますか?
採用試験において、学歴、年齢、出身地、性別などによる有利、不利は全くありません。受験資格が満たされていれば、全ての方に平等となっています。
Q.日本国籍を有してなくても受験できますか?
消防職員は受験できません。
ただし、消防職員以外の職種については以下のとおりです。
・採用日において、法令により永住が認められていない方は、受験できません。
・採用後任用される職に制限があります(市民の権利・自由を制限したり、義務・負担を課したりする職務及び本市の行政活動において、企画、立案及び決定等に関与する職務にはつくことができません。)。
※試験の方法・問題は、すべて日本国籍の人と同一になります。
Q.過去の採用試験の倍率はどのくらいですか?
過去の採用試験の応募者数、合格者数、倍率等は、こちらから確認できます。
Q.最終試験に合格すると必ず採用されますか?
例年、最終試験合格後、本人が辞退する場合やその職種に必要な資格・免許を取得できなかった場合等を除いて、全員が採用されています。
Q.過去の試験問題は公開されていますか?
試験問題の公開は行っていません。
Q.図書館で勤務するには、どの試験を受験すれば良いのですか?
「司書」という試験区分を設けていませんので、「事務職員」を受験していただくことになります。ただし、図書館はあくまでも配属先の一つですので、必ず希望どおり図書館に配属されるとは限りません。
Q.試験当日はどのような服装で行けば良いですか?
こちらから特に指定しない限り、ご自分のご判断にお任せします。面接試験等ではスーツや制服を着用する方が多いようです。なお、本市では期間を定めず、クールビズ、ウォームビズを実施していますので、気候や体調に合わせた服装で受験していただいても結構です。
2 市役所の仕事について
Q.市役所にはどのような仕事があるのでしょうか?
地方自治法という法律の第1条の2に「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。」とあります。豊川市役所も地方公共団体ですから、法に従って役割を広く担っています。総務、税、福祉、経済、環境、建設、水道、下水、会計、議会、監査、教育と、市民生活に関わるすべての仕事を行っています。
なお、市の組織図は、こちらから見ることができます。
また、各部・課における仕事の詳細は、こちらから確認できます。
Q.事務職員はどんな仕事をするのでしょうか?また、技術職員はどんな仕事をするのでしょうか?
技術職員には、土木技師、建築技師、化学技師などの職種があります。
土木・建築技師は、道路・公園・橋梁・交通安全施設・河川・市有建物及び設備・公園・緑地・土地区画整理・公共下水道、都市下水路及び農業集落排水等の設計及び施工に係る仕事を主に行います。
化学技師は、環境・廃棄物・上下水の水質等に係る仕事を主に行います。
事務職員は、その他の全分野における仕事を行います。窓口や事務処理等のデスクワークに限られず、税金の収納、福祉現場(障害者、高齢者、母子、児童、生活保護者)のケースワーク、イベントの運営、公害・不法投棄廃棄物の処理、公共工事に必要となる用地にかかる折衝、生涯学習・スポーツ振興講座の運営等、外に出る仕事も数多く、バラエティに富んでいます。
3 人事・異動について
Q.採用後、配属場所はどうやって決めるのですか?
新規採用職員の最初の配置場所は、市民と直接応対する職場で市民サービスを直に学んでもらうことを主眼において配置しています。その後の異動については、30歳になるまでは、概ね3~5年サイクルで異なる職務や組織を経験し、能力や適性を探し出すことを重視して行います。その後は、それまでに培われた能力や適性を伸ばしていくため、適材・適所を重視して異動を行います。
Q.人事異動の際、職員の希望は聞いてもらえますか?
各職員が自分のやってみたい仕事等を申告できる適性申告制度があります。必ず異動に反映されるわけではありませんが、本人の希望も取り入れながら、最適な部署への人事異動を行うことを目的として実施しています。
4 待遇と勤務条件
Q.初任給はいくらですか?
令和7年4月1日現在の見込額は、次のとおりです。(地域手当を含みます。)
【一般行政職】大学卒214,544円、短2卒195,676円、高校卒181,154円
【保健師】大学卒220,480円
初任給の決定は、採用決定後、最終学校の学歴区分により決定します。最終学校卒業後に職歴等がある場合は、その内容に応じて加算調整します。なお、給与制度の改正により変更することがあります。
Q.その後の給与は、どうなっていますか?
令和5年4月1日現在における事務職員等の平均給与月額(毎月支給される扶養手当等を含む)は、437,744円です(平均年齢41.4歳)。
また、大学卒の場合、経験年数別の平均給料月額(本給のみ)は次のとおりです。
10年 262,076円、 20年 354,370円、 25年 383,192円、 30年 422,657円
豊川市職員の給与状況については、こちらをご覧ください。
Q.ボーナス(期末・勤勉手当)は、どのくらい出ますか?
給料と扶養手当が算定の基礎になります。令和5年度は、夏(6月)が2.2月分、冬(12月)が2.2月分、計4.4月分でした。ただし、採用初年度の夏(6月)は在職期間が短いので減額されます。
Q.どんな手当がありますか?
時間外勤務手当、扶養手当、地域手当、住居手当、通勤手当、管理職手当(課長補佐以上)などがあります。
Q.昇任昇格はどのようになっていますか?
本人の能力や経験年数に応じて昇任昇格します。事務職員等の場合、概ね次のような役職があります。
⇒ 主任⇒係長⇒課長補佐⇒課長⇒次長⇒部長
Q.勤務時間はどのようになっていますか?
基本的な勤務時間は、月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分までとなっていますが、部署によっては異なる場合があります。また、消防署、保育園等には、変則勤務があります。
Q.どのような休暇制度がありますか?また、年次休暇は、どのくらい取れますか?
年次休暇、病気休暇、特別休暇(慶弔休暇、夏季休暇、結婚休暇、ボランティア休暇、産前産後休暇、子の看護休暇、妻の出産付添休暇、男性職員の育児参加休暇、短期介護休暇等)、介護休暇、介護時間、育児休業、育児短時間勤務、部分休業、早出遅出勤務制度等があります。
年次休暇は、4月採用時に20日付与され、翌年度からは毎年度20日間ずつ付与されます(上限40日)。
5 職員研修について
Q.職員研修について教えてください。
高度化・多様化する市民の期待・ニーズに応えるためには、職員一人ひとりのスキルアップが大切であり、豊川市役所では、職場全体で人材育成に取り組んでいます。
具体的には、
(1)新規採用職員研修、中堅職員研修、係長研修など、階層別の研修
(2)政策実現調査研修、技術職員研修など、目的別の専門・特別研修
(3)国・県などの公的機関への派遣研修
(4)各職場における職場研修(OJT)の推進
(5)庁内オープンカレッジ、e-ラーニングなど、自学(自己啓発)の推進
など、様々な職員研修を実施し、職員の能力アップに取り組んでいます。
なお、職員研修の詳細は、豊川市職員研修概要、OJT推進マニュアルをご覧ください。
Q.資格の取得をサポートするような制度はありますか?
豊川市では、スペシャリスト(市行政の特定分野(一部の分野を除く。)で、高度な専門的知識、資格免許等を必要とするもの)を目指し自学(自己啓発)する職員に対し、資格免許等を取得するために必要な費用の一部を補助する「スペシャリスト養成推進費補助金」制度を実施しています。
補助対象となる資格免許等は、行政書士、司法書士、税理士、土地家屋調査士、宅地建物取引主任者、社会保険労務士、日商簿記(1・2級)、サービス接遇検定(1・準1・2級)、自治体法務検定(プラチナ・ゴールド・シルバークラス)、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、診療情報管理士、技術士、土木施工管理技士(1・2級)、管工事施工管理技士(1・2級)、造園施工管理技士(1・2級)、土地区画整理士、測量士、下水道技術検定(第1・2・3種)、建築基準適合判定資格者、建築士(1・2級)、建築施工管理技士(1・2級)、電気工事士(第1・2種)等です。
6 仕事と子育ての両立について
Q.出産や子育てなどをしながらでも仕事を続けていけますか?
豊川市役所では、職員の子育てと仕事の両立を職場全体で応援するため、子育て等に関するマニュアルを作成しています。すべての職場において、男性職員も女性職員も、子育て真っ最中の職員もそうでない職員も、みんなで子育てを支え合うことのできる職場をめざしています。
出産や子育てに際しては、産前産後休暇、育児休業などを取得することができるほか、仕事と子育ての両立をサポートするため、育児短時間勤務、部分休業、早出遅出勤務などの制度があります。また、男性職員の子育て参加をサポートするため、妻の出産付添休暇、男性職員の育児参加休暇などの特別休暇もあります。
その他、家族に療養上の世話や身の回りの世話などをする必要が生じたときは、一定の条件を満たせば配慮されるなど、安心して長く働き続けられる制度が整っています。
実際、多くの職員が子育てを行いながら仕事を続け、様々な部署で活躍しています。
7 市役所生活のあれこれ
Q.豊川市役所にクラブ活動はありますか?
多くの職員が参加して親睦を図っています。豊川市役所には次のようなクラブ活動があります。
野球、ソフトテニス、サッカー、ソフトボール、ワンダーフォーゲル、ゴルフ、柔道、バスケットボール、剣道、ボウリング、硬式テニスなど
その他、お聞きになりたいことがありましたら、遠慮無く、電話またはメールで人事課までお問い合わせください。