区画整理とは
更新日:2013年1月4日
区画整理とは、不整形で利用効率の低い宅地等を、道路や公園等とあわせて整備する総合的なまちづくりの方法です。
区画整理のしくみ
換地
区画整理を行うと、道路や公園が新しくつくられ、宅地の形も整理されますから、それぞれの宅地の位置を多少移動させなければなりません。この時、移動先の宅地を、これまでの宅地に対して換地と呼びます。また、様々な権利(所有権、地上権、借地権等)も換地に移ります。
減歩
区画整理は、道路が不足していたり、公園がほとんどないといった地域で行われますので、それらを整備するための土地や財源が必要となります。そのため、これらの一部を土地所有者の皆様に負担していただくことになります。この負担を減歩と呼びます。したがって、換地の面積はそれまでの宅地の面積より若干少なくなります。
補償
換地ができると、皆様の住まい等を移すためにかかる費用を算定して、必要に応じて補償を行います。
住みよいまちをめざして
まちの骨格づくり
生活を営むうえで欠かせない道路や公園など、いろいろな施設が整備されます。いわば、まちの骨格ができあがるのです。
災害から人と財産を守る
道路や公園には、災害や地震などの緊急時における避難路、避難場所としての役割がありますので、区画整理を行うことは防災にもつながります。また、いざというときに救急車や消防車などの緊急車両が入れないという心配もなくなります。
道路の整備は安全のため
道路が広くなり、交通の便がよくなります。また、見通しも良くなって、歩行者が安全に通れるようになり、買い物や通勤、通学が便利になります。