6年生「戦争体験聞く会」がありました
更新日:2021年9月29日
昔の人思いを感じながら、平和公園・国分尼寺跡公園の見学に行きます
29日(水曜日)に、豊川市の戦争体験の語り部をされている伊藤等様をお招きして、「戦争体験を聞く会」を行いました。戦争当時の時代背景からはじまり、とても分かりやすい語り口で、子どもたちは知らず知らずのうちに、話に引き込まれていきました。豊川海軍工廠の爆撃の話を聞いた後には、命について深く考えることができたようです。
<子どもの感想>
〇今日は、戦争のことで話を聞きました。その当時に生きた人が、どのように亡くなられたかを、絵を見て分かりました。その場にいた人たちは、苦しい思いをしながら、亡くなられたので、とても辛かったんだと思いました。爆弾の欠片で人の身体がちぎれたり、手も足も無くなった人の中で、一人ぼっちで逃げた姿は、とても悲しく思いました。世界中の亡くなられた人達が、苦しい思いをしながらも、平和な世界を祈って、今こうやって幸せな世界になったんだと思います。中学校で亡くなられた人達も、来世には幸せになってほしいと思っています。
〇私は、生まれた時から戦争を自分の目で見たり実際に体験したことが1回もありません。だから、戦争の時に生きていた人々が、どんな気持ちで生きていたのかよく分かりませんでした。でも、今日実際に戦争の時に生きていた伊藤さん雄お話しを聞いたら、その当時の人は、アメリカ軍が自分たちのいる場所に攻撃をしてくること知りながらも、日本軍のために武器や製品を、自分の命を投げ捨ててでも、最後まで日本のために作り続けていたということを知り、とても悲しかったです。その場にいた人は、もっと行きたい、怖いと言う気持ちがあったことを、今日話を聞いて、強く心に残りました。
〇私が初めて知ったことは、戦争で原爆が降り、たくさんの人が亡くなり、不安で人が生きようとしても生きられなかった過去を初めて知りました。戦争で、人が亡くなり、不安でいたとだろうことは、知ってはいました。ですが、生きようとしても生きられない事は、どんなに辛い事かと、改めて考えさせられ、私たちは、軽がるしく「生きたくない、死にたい」などと無意識で言っていることもありました。こんなに、行きたくても生きられなかった人が昔いたのに、と思いました。誰かが、生きるのが辛いと言ったら、私は理由を聞き、昔の話をしてあげようと思いました。
本当に、いま私たちは不幸ではありません。先生も言っていましたが、夜、原爆が落ちるか不安で、眠れない日は、私たちにはありません。しかし、昔はありました。本当に辛いんだな、戦争によって、こんな思いが起こることを改めて実感しました。ご飯を食べる時も、しっかり感謝して食べます。
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