卒業まで、あと1週間

　 「まん延防止等重点措置」が出され、中学校の卒業式では、歌唱を中止せざるを得ませんでした。高校入試を控えた大切な時期のため、万が一を考えると、子どもたちの事を思えば、仕方がない措置だったと感じました。それぞれの学校で工夫をして、思い出深い卒業式となったことを聞き、うれしく思いました。小学校では、まん延防止等重点措置の延長もあり、規模の大きい学校では、実施方法については、なかなか難しい判断になるかと思います。
　小規模校の本校では、1mのソーシャルディスタンスの確保が可能な分だけ、在校生を入れて、マスク着用の歌唱の練習を進めて、卒業式の準備を行っています。ずっと、歌っていないかったので、校歌ですら自信のない歌声でしたが、10分以内の練習で歌詞の提示をしながら行うことで、在校生の歌声も体育館に響いていました。
　6年生は、自宅でCDを聞きながら自主練習をしていて、歌声をお家の方に聞かせれることを大変喜んでいました。今回の卒業の歌「変わらないもの」は、子どもたちの千両小学校の6年間の学校生活に、まさにフィットしており、当日、マスク越しですが、晴れやかな歌声が、体育館に響くと思います。

　在校生の入った練習が終わったあと、卒業プロジェクトとして、家庭科室のレンジ周りや教室の扇風機をきれいにする「奉仕作業」を、がんばっていました。卒業式まで感染対策を徹底して、全員で卒業式を行えたらと思います。各ご家庭でも、これまで通り、健康観察・手洗い・マスク等の徹底をお願いします。