「子供 夢 アカデミー」事業として、山本眞輔氏の講演を行いました
更新日:2020年12月1日
「自分でやろうと思ったことは、必ずできる」~講演の中より~
1日(火曜日)に、5・6年生対象で、文化庁の文化芸術による子ども育成事業「子供 夢 アカデミー」による講演会を行いました。講師の山本眞輔氏は、「日本藝術院会員」として子どもたちに文化芸術を愛する感性を育むために、いろいろな学校でお話しや実技指導等を行っています。また作品は、プリオや消防署、体育館等に飾られており、子どもたちも目にしたことがあります。
最初は、子どもたちが緊張していたこともあり、子どもたちも知っている「鬼滅の刃」なども挙げながら、明るい語り口で、ユーモアを交えた話をしていただけました。専門的な話も交えながら、作品づくりや人生の生き方などを強く語っていただき、子どもたちの心に、いろいろな思いを植え付けてくださいました。ありがとうございました。
<子どもたちの感想>
〇日本には、いろいろな職業があり、彫刻家もその一つで、彫刻をつかって自分の気持ちを伝えることができることを知りました。今日は短い時間でしたが、彫刻を一つ一つていねいにつくっている様子を見て、すごくきれいにできて、すてきな芸術作品だと思いました。つくるのに時間をかけて、すてきな作品をつくり、いろいろな人に見てもらえて、彫刻家は、すごくすてきな職業の一つだと思いました。
人間、自分のやりたいことに向かって、やりたいことをやるのがよいことだと言われました。将来、自分がなりたい仕事に就くときに、彫刻家になって作品をつくって、いろいろな人にみてもらえるようなものをつくってみたいと思いました。将来、自分のやりたい職業について、全力でがんばって、後悔のない人生を送りたいと思いました。
〇今日、彫刻家の山本眞輔さんのお話を聞いて、「人は知識も必要だけで、人を思いやる心も大切なこと」だと思いました。昔の学校は、美術の先生がいたということを知って、少しいいなと思いました。山本さんが実際につくってくれた時は、最初は土のかたまりだったものが、だんだん形が分かってきて、命があるような顔の表情まで分かり、すごいなぁって思いました。あと、彫刻が上手だから絵も上手そうだなって思っていたら、本当に上手ですごいと思いました。
私も、たまに絵をかくけど、バランスが難しかったり、目が左右対称にならなかったりして、苦労しているので、すごいと思いました。そんなに難しいのに、土でつくったりするのは、自分では無理だと思っていたら、30分くらいで仕上げていて、60年間努力しているからというのがよくわかりました。彫刻家ということばは知っていたけど、よく知らなかったので、実際に話を聞いて知ることができ、自分の未来についても学べてよかったです。
〇山本さんのお話を聞いて、彫刻家の仕事をあまり知らなかったけど、どんな風に仕事をしているのかということをはじめて知りました。作品をつくるのに、いろいろな準備や道具を使っていたり、手順があったりして、すごく大変な仕事かと思いました。お話しの中で、「不平等なことはある、あるけれどもそれを逆手にとって得意にしていく。それが個性になる」といっていたので、自分の個性を見つけて磨いていきたいと思いました。
山本さんは、1年間で4つぐらい作品をつくるといっていて、すごくていねいにつくっているんだろうなと思いました。山本さんがいろいろな大事なことを教えてくれました。自分だけの個性を見つけて、がんばっていきたいです。
プリオ前 「心の旅-ヴェネツィア-」
作品集をいただきました
明るい語り口で、緊張をほぐしてくれました
作品も持ってきてくださいました
彫塑のモデル希望者をじゃんけんで決めました
使う粘土をもらって、手ざわりを楽しみました
明るく、作品作りについて教えてもらいました
代表児童に、体験もさせてもらいました
見るみるうちに、作品が形になってきます
途中休憩で、作品を間近で見せてもらいました
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