6月14日　学校の風景

車いす体験

　4年生が、それぞれ20名ずつ「車いす」「手話」「点字」「高齢者疑似体験」に分かれて、福祉実践教室に参加しました。
　「車いす」の講座では、体育館に凸凹や坂道などのコースをつくって、車いすに乗る人と押す人を交代しながら体験しました。「車いすに乗っている人は不安なので、次に何が起きるかわかるように声をかけよう」と講師の方々に言われ、押したり引いたりするだけでなく相手への思いやりも大事だと学びました。
　「手話」の講座では、聞こえないとはどういうことかという体験から入りました。口の動きだけではなかなかわからないものですね。手話の必要性を感じた後で、自分の名前やあいさつの手話を覚えて、最後はみんなで自己紹介をしました。
　「点字」の講座では、初めて見る点字の道具に興味津々。こんな点で文字がわかるなんてすごいと感心したり、ぷつぷつと点を打つ作業が楽しいと夢中になったりしていました。
　「高齢者疑似体験」では、耳が遠い、目が見えにくいなど高齢者の人の気持ちになって体験しました。そして、高齢者の人がどんな時に困るかを知り、少しでも助けになれたらいいなという気持ちを持ちました。
　どの講座でもみんな真剣に参加していて、講師の先生方もほめてくださいました。良い体験ができました。講師の皆様ありがとうございました。