大橋屋(旧旅籠鯉屋)

更新日:2025年04月08日

ページID : 4264

イベント情報

期間:令和7年4月26日(土曜)から5月6日(火曜)まで

【紙のかぶと作り】

日時:令和7年4月26日(土曜) 13時から(1時間程度)

内容:かぶとは厚紙でパーツごとに切り分けてあるので、組み立てるだけの簡単な工作です。

定員:10名(先着順)

【竹で工作!(竹笛、竹とんぼ、水鉄砲など)】

日時:令和7年4月27日(日曜) 10時30分から(1時間程度)

内容:昔ながらの遊び、竹とんぼや水鉄砲などを作って遊びます。

定員:20名(先着順)

【新聞紙でかぶとと刀を作ろう!】

4月26日(土曜)から5月6日(火曜)まで、大橋屋でいつでも作れます。

〈共通事項〉

参加費:無料

対象:どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)

申込:令和7年4月10日(木曜)から大橋屋にて受付(0533-56-2677)

(受付時間:月曜日を除く10時から16時まで)

東海道赤坂宿と大橋屋(旧旅籠鯉屋)

東海道赤坂宿

東海道赤坂宿は、江戸から数えて36番目の宿場で、35番目の御油宿とはわずか16町(約1.7キロメートル)と東海道の中で最も短い宿場間でした。松尾芭蕉も、「夏の月 御油より出でて 赤坂や」とその距離の近さをうたっています。

大橋屋(旧旅籠鯉屋)

建物正面中央に「大橋屋」と書かれた白い提灯がかかっている木造の大橋屋建物の写真

大橋屋建物は、文化6年(1809)の赤坂宿大火以降に建てられたと考えられています。江戸時代の屋号は「鯉屋」で、一般の旅人が宿泊する旅籠屋(はたごや)でした。明治11年(1878)の明治天皇の東海北陸巡幸では行在所(あんざいしょ)として利用されたこともありました。その後、所有者は近藤家から高田家、青木家と変わり、屋号も「大橋屋」と改められました。平成27年(2015)に青木家より建物の寄付を受けたことを契機に、平成29・30年度で江戸時代の旅籠建物の姿を再現することを基本とした保存修理工事を行いました。

市指定文化財 大橋屋(旧旅籠鯉屋)

  • 指定年月日:昭和52年3月1日
  • 構造形式:木造2階建、切妻造、桟瓦葺
  • 延床面積:1階 145.54平方メートル、2階 86.53平方メートル

大橋屋(旧旅籠鯉屋)の施設について

1階は板間と畳で、ナカミセは約8メートルの高さまで吹き抜けとなっており、太い梁(はり)と和小屋組(わごやぐみ)を見ることができます。建物正面西側の虹梁(こうりょう)には唐草文が彫刻され、曲線を描く框(かまち)が見つかったことから、これらを復原しました。
また、2階の座敷からは、格子越しに旧東海道を見下ろすことができます。

大橋屋(旧旅籠鯉屋)内部の交差した太いはりと、日本の伝統的な建築工法であるわごやぐみの写真

太い梁と和小屋組

大橋屋の正面西側に、植物が絡んだ文様である唐草文が彫刻された、はりの一種であるこうりょうの写真

唐草文が彫刻された虹梁(こうりょう)

襖を開け放ち、広々とした畳敷きの大橋屋2階の写真

大橋屋建物内部(2階)

大橋屋建物の主屋裏には、かつて存在した建物を平面表示し、歌川広重の浮世絵を模した灯篭とソテツを配しました。
また、大橋屋建物の保存修理工事とともに隣接する脇本陣跡を多目的広場や大橋屋の景観を楽しむことができる公園として整備しました。脇本陣と大橋屋建物との間には、かつて東海道から代官所(現赤坂保育園)への通路があり、整備工事に合わせて復元しました。

大橋屋の主屋の裏側に、平面で赤い地と白い線で表示されたかつての建物の写真

かつてあった建物を平面表示

平面表示されたかつての建物の上に配置された、歌川広重の浮世絵を模した灯篭とソテツの写真

歌川広重の浮世絵を模した灯篭とソテツ

解説看板などが設置され、大橋屋の景観を楽しむことができる公園として整備された脇本陣跡の写真

代官所への通路と脇本陣跡

赤坂宿ボランティアガイドについて

板張りの部屋の向かって右側でガイドが解説し、左側で2人のひとがそれを聞いている写真

ガイド風景様子

赤坂宿ボランティアガイドによる、大橋屋建物の案内ガイドを行っています(無料、所要約15から30分)。
(注意)ガイドが不在の日もあります。予約を希望される方は1週間前までに電話でお申し込みください(1名から申し込みいただけます)。
申込み先:大橋屋 電話0533-56-2677

施設のご利用について

  • 開館時間:午前10時から午後4時
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日から1月3日)
  • 入館料:無料
  • 駐車場:大橋屋建物隣に10台分あります。
    (注意)ご利用は開館日の午前10時から午後4時までです。
  • 所在地:〒441-0202 愛知県豊川市赤坂町紅里127-1
  • 電話・ファックス:0533-56-2677

大橋屋 2023年度の記録

大橋屋(旧旅籠鯉屋)へのアクセス

愛知県豊川市赤坂町紅里127の1

  • 名鉄名古屋本線名電赤坂駅から徒歩8分
  • 東名高速道路音羽蒲郡インターチェンジから車で5分

旧東海道を歩くみなさまへ

旧東海道のうち、国府町~白鳥町間における、国道1号線と名古屋鉄道本線で分断される区間の迂回ルートは以下のとおりです。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 生涯学習課
所在地:441-0292
愛知県豊川市赤坂町松本250番地
電話番号:0533-88-8035
ファックス番号:0533-88-8038
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