携帯電話・IP電話からの119番緊急通報について
更新日:2013年1月4日
位置情報通知システムの運用が平成20年10月1日から始まっています。
位置情報通知システムとは
119番緊急通報をした場合、音声(ことばによる)通話と同時に通報者の発信位置に関する情報が電話事業者から自動的に消防指令センターに通知され、通報者の位置が指令台ディスプレイに表示されるシステムです。
システムの効用
携帯電話による119番通報で住所不案内な場合にも発信位置を的確に把握できることにより、迅速かつ確実な消防活動に役立つようになります。
対象となる電話及び通知される位置情報の内容
第3世代携帯電話及びIP電話(050で電話番号が始まる電話サービスを除く)が対象となります。
携帯電話からの通報の場合には、緊急通報を受信した基地局所在地等から算出された位置情報が通知されますが、GPS測位方式対応機種については、より精度の高いGPS測位情報が通知されます。またIP電話からの通報の場合には契約者情報(住所及び氏名)も通知されます。
- 第3世代携帯電話とは、高速データ通信対応の携帯電話です。
詳しくは各携帯電話事業者や携帯電話販売会社にお問合せ下さい。 - IP電話とは、インターネットを利用した電話のことです。
「184」を付加した通報について
「184」を付加された発信者番号非通知の場合は、位置情報は通知されません。ただし、受信内容により緊急に位置情報が必要であると判断したときには位置情報を取得することがあります。
その他
電波状況等により位置情報が十分に確認できないことがありますので、119番通報に際しては、これまでどおり口頭で住所等通報位置や目印となる目標物をお伝えいただきますよう、ご協力をお願いします。