郷土作家 中村正義展
更新日:2013年1月4日
映画『父をめぐる旅』公開記念
郷土作家 中村正義 展
~初公開をふくむ100点の個人コレクション~
《薔薇図》1963年
平成24年8月2日(木曜)~8月18日(土曜)
時間=午前9時~午後5時
※初日は午前11時から、入場は午後4時30分まで
休館=月曜日
入場料=無料
会場=桜ヶ丘ミュージアム 2階市民ギャラリー
主催=豊川市桜ヶ丘ミュージアム・中日新聞社・東海テレビ放送
共催=豊川市文化のまちづくり委員会
後援=豊川市教育委員会・東愛知新聞社・東海日日新聞社
桜ヶ丘ミュージアムでは、現代日本画の新たな地平を切り開いた郷土画家・中村正義の展覧会を開催します。
戦後、日本画滅亡論などが渦巻く中、中村正義は封建的な日本画壇と決別し、在野でその因襲に立ち向かった画家として知られています。本展は中村正義の娘・倫子氏が父と交流があった人々を訪ね、当時の姿を聞き取るというドキュメンタリー映画「父をめぐる旅」の公開を記念して開催するもので、そのため本展も正義を知る人々を中心とした個人コレクションで構成しています。これらの作品は画家を愛し、また陰で支えた方々によって大切に保管され、それぞれに画家への思い出がつまった貴重なコレクションです。そして小品ながらも多彩な作風で、大作にはない繊細なメッセージや実験的な取り組みなども感じることができます。
本展では今まで公開されることのなかった貴重な作品や秘蔵作品を含む100点の個人コレクションで、知られざる正義の、新たな側面をご紹介いたします。
出品作品から
上段左《家》1963年/上段右《樹》1960年頃/下段左《雪山》1972年/下段右《陽》1969年
会期中のイベント
対談「映画『父をめぐる旅』からみえた中村正義の姿」
対談者=中村倫子(中村正義長女、中村正義の美術館館長)・近藤正典(映画監督)
日時=8月4日(土曜)14時00分~
会場=桜ヶ丘ミュージアム2階会議室
定員=50名
聴講料=無料
申込み=7月6日(金曜)から桜ヶ丘ミュージアム窓口、もしくは電話にて受付電話:0533-85-3775
映画『父をめぐる旅』の特報映像(約17分)をロビーにて上映します。
ギャラリートーク
日時=8月9日(木曜)、8月14日(火曜)各14時00分~
会場=直接、市民ギャラリーへ
参加料=無料
申込み=必要なし
内容=担当学芸員による作品説明会
ワークショップ「灰を使って正義の木を描こう」
内容=中村正義が生乾きの絵の具に灰を振りかけ、クヌギの木を描いたことにちなみ、色紙(しきし)に灰を使って木を描きます。同じ木は二度と描けない、楽しい技法です。夏休みの宿題にいかがですか?
日時=8月10日(金曜)10時00分~、14時00分~
会場=第2実習室
定員=各回15名 どなたでも参加できます。小学校低学年以下は保護者同伴のこと。
参加料=無料
講師=当館学芸員
申込み=7月6日(金曜)から桜ヶ丘ミュージアム窓口、もしくは電話にて受付電話:0533-85-3775
夏休み企画 「中村正義と仲間たち」展
中村正義《花見》桜ヶ丘ミュージアム蔵
会期=平成24年7月10日(火曜)~9月2日(日曜)
時間=午前9時~午後5時
会場=桜ヶ丘ミュージアム 1階 美術作品展示室
入場料=無料
豊川に在住していたこともある画壇の風雲児・中村正義の作品と、郷土での画家仲間である大森運夫、平川敏夫、星野眞吾らの作品をともに展示します。
中村正義《花見》桜ヶ丘ミュージアム蔵
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