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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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「広報とよかわ」2023年11月号(特集)

更新日:2023年11月2日

特集 第2期竹本市政がスタート

任期満了に伴う豊川市長選挙(10月1日執行)で、竹本幸夫が再選を果たしました。これにより、10月20日から2期目となる竹本市政がスタートしました。

3つの基本理念

基本理念1「暮らしやすさ第一豊川市」毎年1000人の社会増を目指す
基本理念2「子育て豊川応援団」日本一子育てしやすいまち
基本理念3「市民と創る協働と健全財政のまち」

市民が主役の市政を進める市民の皆さまとともに「もっと元気な豊川市」を目指します

豊川市長 竹本幸夫
このたびの市長選挙におきまして、市民の皆さまからの負託を受け、引き続き市政を担わせていただくことになりました。あらためて責務の重大さを痛感し、身の引き締まる思いです。私は1期目の4年間、「元気なとよかわ 子育てにやさしく 人が集うまち」の実現を目指し、八幡地区の大型商業施設の誘致をはじめとした雇用の創出、高校3年生世代までの入院医療費の無料化による子育て費用の軽減、まちの魅力を積極的に発信するシティセールスなど、さまざまな施策に全力で取り組んでまいりました。この間、市民の皆さまのご理解と温かいご支援により、市政運営を全うすることができましたことを心より感謝申し上げます。2期目にあたりましては、複雑化・多様化する行政課題や時代の変化に対応しながら、市制施行80周年を迎えた本市が「もっと元気な豊川」となり、市民の皆さまにも「もっと元気な豊川」を実感していただけるよう、リーダーシップを発揮してまいります。マニフェストでお示しした3つの基本理念、10の戦略、50の提案に基づき、雇用の創出など人口増施策、子育て環境の充実を図る施策、市民の皆さまが主役となる市政を進めるとともに、健全な行財政運営に努め、本市の持続的な発展を目指してまいります。今後とも、市民の皆さまに住み続けたいと思っていただけるような、魅力のあるまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

特集 四百年変わらぬ景観 御油のマツ並木

旧東海道御油宿から赤坂宿にかけ約560メートルにわたり立ち並ぶ御油のマツ並木。昭和19年に国の天然記念物に指定され、今年で80年となります。
今回の特集では、御油のマツ並木の歴史や保護事業などをお伝えするとともに、80年の節目に開催する記念事業を紹介します。
詳しいことは、生涯学習課(電話:0533-88-8035)へお問い合わせください。

御油のマツ並木の歴史

慶長5(1600)年、関ヶ原の合戦に勝利した徳川家康は、江戸を起点とする街道の整備に着手しました。そのうちの一つ、江戸日本橋から京都三条大橋を結ぶ街道が東海道です。街道沿いには並木が植えられ、その目的は、旅人が夏の暑さや冬の冷たい北風をしのぐ他、道に迷わないようにするためなど諸説あります。杉や柳などが植えられた街道もありましたが、御油の街道沿いにはマツが植えられ、御油のマツ並木が誕生しました。
マツ並木は江戸時代、幕府に命じられ、御油宿や広石村(現在の御津町広石)、赤根村(現在の御津町赤根)により維持管理されていたことが、当時の資料からうかがえます。明治時代になり幕府による管理体制がなくなると、マツ並木は半ば放置される状態となったものの、地元住民による自発的な保護活動が行われるようになりました。

国指定の天然記念物へ

昭和に入り、第二次世界大戦が激しくなると、造船用の材料や燃料が不足したため、街道のマツ並木をはじめ全国各地の巨木、神社や寺院の名だたる大木が伐採の対象となりました。市内では砥鹿神社の御神木や国府町内の松並木などが、国に差し出されたと当時の新聞記事に書かれています。
そうした中、昭和18年2月、文部省により、天然記念物としての価値が評価された木は、永久に保存される方針が取り決められました。これを受けて、御油の地元住民は守り続けてきたマツ並木を残そうと働きかけを行いました。その結果、昭和19年11月7日に天然記念物として指定を受け、御油のマツ並木は、保存されることになりました。

人々の努力でこれからも

江戸時代に、約650本植えられていたとされるマツは、戦後を経て昭和39年には約170本にまで減少してしまいました。こうした中、昭和47年、御油町民で組織された「御油松並木愛護会」が結成。昭和50年には、愛護会を中心に大々的な植樹が行われ、約200本ものマツが植えられました。また、昭和58年には「日本の名松100選」に選ばれ、美しい景観が評価されています。
平成21年度以降は地元の御油小学校と協働してマツの植樹を実施し、令和4年度末時点では、約340本にまで増えました。
400年もの間、多くの人々の努力で守られてきた御油のマツ並木。天然記念物として指定され今年で80年となります。江戸時代の人たちも眺め長年愛されてきたマツ並木は、これからも私たちに癒やしを与え続けてくれることでしょう。

こぼれ話

江戸時代後期、十返舎一九の作品である「東海道中膝栗毛」には、御油のマツ並木を背景とした狐騒動の様子が記されています。登場人物である弥次さんは、狐が、一緒に旅をしている喜多さんに化けていると思い、喜多さんを取り押さえてしまいます。このこっけいな話は、当時の人々に広く愛読され、日本全国で御油のマツ並木が知られることとなりました。

インタビュー

御油松並木愛護会 会長 天野 保幸 さん 

価値あるマツを後世へつないでいく

この地域では、御油松並木愛護会が中心となり、景観を維持するため、毎月清掃活動や樹勢調査を行っています。調査では、1年かけて専門家とともに300本を超えるマツの幹の状態や葉の色の変化を観察します。幹の表皮がはがれていたり、葉が黄色に変色していたりするマツに対し、土を掘り起こして根の様子などを確認しています。大変な作業ですが、観光客の方から「大きなマツがたくさん残っていてすごいですね」と言ってもらえることもあり、やりがいにつながっています。
また、マツの本数を維持するため、御油小学校の児童とともに植樹作業をしています。購入した苗を植えていた時期もありましたが、現在はマツ並木にあるマツから採取した種を使って苗木を育てています。小さな種から大きくなっていくマツを見ると、わが子のように愛着が湧くものです。
私たちの使命は、古くから先人たちの努力によって受け継がれてきたマツを後世につないでいくことだと思っています。マツ並木は、江戸時代から多くの人々を癒やしてきました。皆さんも一度、御油が誇る天然記念物を見に来てください。

インタビュー


湯地 麻未 さん (御油町)(平成23年度 御油小学校卒業)

受け継がれるマツへの思い

私が通っていた御油小学校では、6年生の時にマツの植樹を行う授業がありました。マツの樹齢やマツ並木の歴史などを調べて、校内新聞を作成することも授業の一環だったので、マツのことがいろいろ分かってくると、実際に植える日が楽しみになりました。
植えたのは、寒い冬の日。御油松並木愛護会の方に「この時期が一番根が付きやすいんだよ」と教えていただき、一緒に土を掘って植樹をしました。苗木が大きくなってほしいと願いながら、水をあげたことを今でも覚えています。また、卒業間近での授業だったので、皆とこのような活動ができて、とても良い思い出になりました。
大人になってから、植樹したマツを友人と見に行ったことがあります。小学生だった当時の私の背丈よりも低かったマツが大きく成長しているのを見て、とてもうれしくなりました。また、天然記念物として立派に育っていることを誇らしく感じました。
今でも、御油小学校の後輩たちが授業で植樹をしています。これからも、このすてきな景観がずっと見られることを願っています。

御油の松並木資料館

御油のマツ並木と東海道五十三次35番目の宿場として栄えた御油宿に関する資料を展示しています。
江戸時代の御油宿の町並みの復元模型や歌川広重の浮世絵版画をはじめ、近世交通文書や旅装束などの資料約130点を見ることができます。
所在地 御油町美世賜183
開館時間 午前10時から午後0時30分まで、午後1時30分から午後4時まで
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、年末年始
入館料 無料
問合せ 御油の松並木資料館(電話:0533-88-5120)

御油松並木公園

マツ並木の保護、観光、地域交流の拠点となることを目的として整備された公園です。園内には滑り台のある複合遊具や芝生広場があり、子どもから大人まで楽しむことができます。
所在地 御油町並松20-1
問合せ 公園緑地課(電話:0533-89-2176)

御油松並木天然記念物指定80年事業

もっとずっと松並木・・・そして未来へ。

前夜祭

日時 12月2日(土曜)16時00分から20時00分まで
内容 竹籠の径、尺八・二胡などによる音楽ライブ

本祭

日時 12月3日(日曜)9時30分から14時30分まで
内容 御油小学校の児童による作品展示、町内会活動パネル展示、松並木ウォークラリー、キッチンカーによるグルメコーナーなど
【共通事項】
会場 御油松並木公園、御油のマツ並木周辺
問合せ もっとずっと松並木・・・そして未来へ実行委員会(御油生涯学習センター内)  (電話:0533-87-7214)
御油連区長 峯野 佳明 さん
ぜひ、遊びに来てください!

「広報とよかわ」2023年11月号(今月のトピックス)

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2111 ファックス:0533-89-2125

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豊川市役所

〒442-8601 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 電話:0533-89-2111(代表)
開庁日時:月曜から金曜 午前8時30分から午後5時15分 閉庁日:土曜・日曜、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
法人番号:1000020232076(法人番号について
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