市長が思う「令和3年　豊川市の10大ニュース」

月日順で掲載

◯コロナ禍に負けず豊川稲荷周辺盛り上がる（1月1日）
　コロナ禍の中で初めて迎えた正月三が日。感染拡大防止のための分散参拝呼びかけもあり、昨年は3日間で150万人訪れたが、今年は約26万人。（元日10万人、2日7万人、3日9万人）
　新型コロナウイルス感染症の影響で参拝客数が落ち込んだ豊川稲荷や周辺商店街を盛り上げようと豊川青年会議所メンバーが中心となり「YORU　MO‐DE（ヨルモウデ）」を企画、7月22日から計画的に開催。開催費用の一部はクラウドファンディングを活用。11月5日からは「着物詣（キモノモウデ）」も寺宝館などで実施し、賑わいを見せた。
　
　
◯ワクチン接種推進チーム設置しコロナワクチン接種を推進（2月1日）
　新型コロナワクチン接種に向けた「ワクチン接種推進チーム」を設置。医師会を始めとした3師会などが全面的な協力体制で個別接種を中心に、集団接種でカバーする方式で実施。県の大規模接種会場なども活用し対象者接種率は8割を超える（12/9時点で約84％）。
　
　
◯「聖火リレー」を皮切りにオリンピック・パラリンピック開催（4月6日）
　4月6日、豊川市出身の三遠ネオフェニックス太田敦也選手が豊川稲荷境内をスタートし、ゴールの陸上競技場までの間で計12名が聖火をつないだ。沿道には多くの市民が応援に駆け付けるなど、オリンピック開催に花を添えた。トーチの燃焼部は市内企業が製作。
　また、8月13日には、パラリンピック女子陸上1500メートルに出場した蒔田沙弥香さんの母校（豊川特別支援学校）でパラリンピック五輪「聖火の採火式」が行われた。ロンドン、リオに引き続き3回目の出場となる蒔田さんは「豊川の希望の火となれるように頑張ります」と在校生などの前で挨拶した。
　蒔田さんは9月3日に競技に臨み、6位入賞を果たした。
　
　
◯新たな豊川市民憩いの場「こざかい葵風館」誕生（5月2日）
　小坂井地区で支所、児童館、図書館、生涯学習センターを集約した「こざかい葵風館」が豊川市で初となる複数の公共施設を集約したコミュニティ施設としてオープン。（2階建てで延べ床面積3102平方メートル）
　
　
◯八幡地区のまちづくり着実に進む（5月27日）
　市では、5月27日の政策課題調査特別委員会で日立製作所跡地に計画している総合保健センター（仮称）の基本構想を提示。新たな機能として産前産後の不安にワンストップで答えるための妊産婦総合相談窓口を設ける。三師会の事務局も併設する他、児童発達支援センターなどの多様な機能を新設・集約する。令和4年度に基本設計、令和5年度実施設計、令和6年度工事着手予定。
　8月16日、イオンモールは豊川市白鳥町兎足で開発中の「イオンモール豊川」を2023年春に開店すると発表。地上3階建てで敷地面積約12万8千平方メートル延べ床面積10万8千平方メートルの施設。約200の専門店が入り駐車台数は3千台。市では開業に合わせ周辺道路の交通安全対策など計画的に実施している。
　また、9月30日には、八幡地区工場跡地活用事業として大和ハウス工業岡崎支社により住宅96区画を整備する基本協定を締結。10月30日に同社へ引き渡し。市内で初となる、地区全体、電線類地中化が行われ、また全戸、塀の無い地域となる。
　
　
◯1歳の子ども祝い　一人につき3万円（7月9日）
　令和2年4月以降に生まれた子を対象に、子どもたちの初めての誕生日をお祝いするとともに、子育てに奮闘する保護者の皆さまを支援するため「豊川市子育て応援金（ファーストバースデイ応援金）」支給手続きの申請受付を開始。1歳になる子供1人につき3万円を支給。（市長任期中の令和5年度末まで。）
　
　
◯世界3大サーカスの1つ　木下大サーカスが東三河で30年ぶりに公演（9月19日）
　9月19日から12月5日までの約3か月間、新文化会館などの建設予定地で、明治時代からの長い歴史を誇り、年間100万人以上の観客を動員する木下サーカスが豊川市で公演。「世界を感動させたスーパーミラクルイリュージョン」
　
　
◯とよかわ広報大使渡辺いっけいさん　故郷で夢の撮影（10月1日）
　砥鹿神社参集殿で、とよかわ広報大使の「渡辺いっけい」さんの主演映画「マリッジカウンセラー」の制作発表が行われた。共演者には宮崎美子さん・松本若菜さんなど。結婚相談所を舞台に、笑いあり涙ありの物語。渡辺さんは「『いつか豊川市で』との夢があった。まさか映画のメインで撮影することになるとは」と語り、会場を沸かせた。撮影は10月2日から10月24日まで。10月6日に撮影現場を市長が表敬訪問。
　
　
◯全国高校駅伝競走大会愛知県予選会　豊川高等学校男子が快勝V7（11月6日）
　一宮市の大野極楽寺公園で行われた県予選で豊川高等学校駅伝部男子が2時間4分56秒で7年連続8回目の優勝を決めた。1区を走った吉村聡介君は28分56秒の区間新を記録。12月26日に京都で行われる全国高校駅伝競走大会に出場する。女子は安城学園が優勝し、惜しくも2位。
　
　
◯国勢調査の集計結果が発表される　豊川市は人口増（11月30日）
　昨年10月に行われた国勢調査の集計結果が発表された。東三河各自治体の人口は軒並み減少し、県全体では0.8％増加する中で東三河では1.2％減少。