仕事始め式

令和2年1月6日

　新年、明けましておめでとうございます。
　新年から天気も良く、家族や友人などと楽しい時間を過ごせた方も多いかと思います。
　年末に、職員の皆さんに1月4・5日はウォーミングアップをして、今日6日から全力疾走で仕事にあたることができるようお願いしました。明日7日から新年度予算の市長査定が始まります。今回の予算はマニュフェストの工程計画の策定とも関連しています。この工程計画策定の1か月間というのは非常に重要な期間となり、職員の皆さんにも沢山注文をすることもあるかと思います。実効性の高いものにしたいと思っていますのでよろしくお願いします。
　選挙期間中に「元気な豊川市をリードする」という言葉をキャッチフレーズに市民の皆さんに訴えてきました。豊川市は数々の事業を成し遂げ、前回平成27年の国勢調査では、東三河で唯一、人口が増加していました。マニュフェストでは「暮らしやすさ第一豊川市」「子育て豊川応援団」「市民と創る協働と健全財政のまち」という3つの基本理念を掲げました。その中でも1番は「暮らしやすさ第一豊川市」で1000人の社会増を目指すということですが、「1丁目1番地」は雇用の創出と人口増です。八幡地区の商業施設「イオン」ですが、3000人から4000人の雇用効果があるといわれています。しっかりと周辺の環境整備や道路対策などを市役所が一丸となって取り組んでいきたいと思っています。また、新規工業団地の開発も示しました。大木町の工業団地は着手から販売まで9年かかりました。工業団地の立地には時間がかかるため先手を打っていく必要があります。白鳥地区に続き国道23号線為当インターチェンジ付近に計画をしていきたいと思っています。
　昨年は大変災害の多い年でした。幸いにもこの地域は大きな被害はありませんでした。設楽ダムが完成するとこの地域には、30年に1回あるかないかの大雨で60センチメートル、150年に1回あるかないかの大雨で1メートルの水位低下の効果があると言われます。新年度は国に230億円の予算が付くと聞いています。今年度の5割増しの予算です。霞堤を有している豊川市にとっては完成が待ち遠しいところです。加えて4月から供用開始する防災センターですが、防災教育の場でもありますので、しっかりと利活用し、防災行政無線の運用にも着実に取り組み、市民の安全安心に貢献できるようしていきたいと思います。
　1月2日には大村知事が豊川稲荷に毎年、初詣に来ます。知事に就任する前からで、今年で10年連続、私が副市長の時代から9年連続で案内しています。知事へは、設楽ダム建設促進並びに国道151号線バイパス整備にしっかりと取り組んでいただき東三河発展に寄与していただくようPRしています。ダムもバイパスも東三河発展には欠かせないものと考えております。市長就任以来、東三河の関係者から「元気な豊川市が東三河を引っ張ってください。」「東三河発展のために頑張ってください。」と、よく言われます。是非とも職員の皆さんは豊川市だけでなく東三河の発展ということも念頭に入れて仕事に励んでもらいたいと考えています。
　年末の新聞社へのあいさつ時に話をしておりますが、私は1番でなくて2番目・3番目でもよいと考えています。費用対効果のあるもの、これは良い事例だというものであれば、先進事例を見るなど、常にアンテナを張って取り組んでもらえてればと思っています。市民の皆さんのために、これはいいという施策があれば、どんどん進めて欲しいと思います。元気な豊川市が更に元気になるためには職員の皆さんが元気でなければならないと思っています。明るくのびのびと仕事ができる職場を創ることを約束して私からの訓示といたします。