清掃工場　施設の概要

更新日：2013年1月4日

清掃工場は、生活様式の変化と、事業所等から排出されるごみ発生量の増加、及びごみ質の多様化傾向に対処し、焼却に伴って発生するダイオキシン類の排出削減などにも対応したストーカー炉と、シャフト炉式ガス化溶融炉を合わせた1日最大264tの処理施設であります。

また1・3号炉及び、し尿処理場から排出される焼却灰を溶融処理することにより、焼却灰最終処分場の埋立処分量の削減や溶融物（スラグ・メタル）の資源化、熱エネルギーの有効活用により、生活環境の保全に配慮した施設となっています。

施設の概要
名称	清掃工場
所在地	豊川市平尾町親坂50番地
敷地面積	31,372.79平方メートル
工場棟	A棟（1・3号炉）	B棟（5・6号炉）
処理能力	67t/24h×2炉	65t/24h×2炉
工期	着工：平成元年7月　竣工：平成4年3月	着工：平成12年6月竣工：平成15年3月
総事業費	43億5,111万円	99億4,875万円
炉形式	全連続燃焼ストーカー式焼却炉	シャフト炉式ガス化溶融炉
工場棟	延床面積　4,875.31平方メートル地上5階、地下1階	延床面積　9,320.93平方メートル地上6階、地下2階
煙突	角形　高さ59m	角形　高さ59m
溶融物利用	────	スラグ・メタルは資源として利用
管理棟	鉄筋コンクリート造　床面積　418.17平方メートル
付属建物	渡り廊下、計量棟、手洗洗車棟、自動洗車場、車庫棟、スラグ仮置棟計　556.51平方メートル
公害防止	排ガスのばいじん及び有害ガス成分は、窒素酸化物除去装置、排ガス除去装置、集じん装置により、基準値以下となるように処理します。施設内で発生する排水は、水処理設備で処理後、場内で再利用しています。
余熱利用	焼却炉で発生する高温燃焼ガスを利用して、蒸気タービン発電、場内の冷暖房、給湯及び隣接する場外余熱利用施設へ熱を供給しています。
運転管理	マイクロ・エレクトロニクス技術を導入して、ごみ計量機、ごみクレーン自動運転、自動燃焼制御等により処理工程の自動化、省力化を図ると共に集中制御方式を採用して24時間監視します。
受入供給設備	ピット・アンド・クレーン方式ごみピット容量1,600立方メートル		ピット・アンド・クレーン方式ごみピット容量2,200立方メートル
燃焼設備	揺動階段火格子方式		旋回燃焼方式
燃焼ガス冷却設備	自然循環ボイラ水噴射ガス冷却室		廃熱ボイラ
排ガス処理設備	バグフィルター有毒ガス除去装置脱NOx装置		バグフィルター有毒ガス除去装置脱NOx装置
排水処理設備	ごみピット汚水処理装置プラント系排水処理装置		ごみピット汚水処理装置プラント系排水処理装置
灰処理設備	ダスト加湿処理		集じん灰加熱処理、薬剤処理およびセメント固化