令和4年度0519　職員救命救急講習

　5月19日(木)水泳指導が始まるのを前に、豊川市消防本部の方を招いて、教員の救急救命講習会を行いました。
　最初は、救命救急の基本的な考え方を教えていただきました。コロナ禍でもあり、現在は成人には人工呼吸は行わず、その代わり、心臓マッサージを絶え間なく行ってほしいということでした。また、近年のAEDは、小児モードと成人モードがあり、最初の自動音声メッセージで確認することも学びました。AEDを使うときは、つい焦りがちですが、自動音声メッセージに従っていけば問題なくできるので、落ち着いて行動することが大切だということでした。
　次は実際にAEDを用いた実技です。心臓マッサージを行いながら、どうAEDを使っていけばよいか、手順を学びました。AEDの電気ショックは3分の間隔がありますが、処置者の意識が戻らない場合は、この間は心臓マッサージを続けていく必要があるそうです。実際に3分を体験すると、思った以上に長く感じました。だからこそ、心臓マッサージは落ち着いて、同じ力、同じリズムで絶え間なく行うことが大切であると実感しました。

　救急救命はプール指導時だけではなく、日常生活どの場でも起こる可能性があります。もちろん、実際に起こらないことが一番なのですが、万が一の時のために、改めて自分のスキルを高める、大切な機会となりました。