仕事始め式

令和4年1月4日

　新年、明けましておめでとうございます。年末年始は好天が続き、外出された方や自宅でゆっくりと休まれた方など充分リフレッシュできたかと思います。仕事の関係で病院や消防、清掃などの方は年末年始も勤務があったかと思いますが、そのご労苦に対しまして感謝申し上げます。

　まず、新型コロナウイルス感染症の話題でございます。昨年の8月には、豊川市内で600名を超える感染者が確認されましたが、11月は1名、12月は3名という状況で、落ち着いているところでございます。ただ、東京や沖縄では1日に100名を超える状況となっておりまして、愛知県も増加傾向にあります。引き続き「マスクの着用」「手洗い・手指消毒」の実施、そして寒い中ではございますが「職場でも家庭でも一定時間ごとの換気」を意識していただきたいと思います。また、3回目のワクチン接種が医療関係者から既に始まっております。ワクチン接種については職員一丸となり、臨んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

　そして、明日からいよいよ私にとって3回目となる予算編成の市長査定が始まります。マニフェストに位置付けました愛知御津駅の橋上化、消防署本署の建て替え、総合保健センター（仮称）の建設、そしてファシリティマネジメントにおける一宮地区の公共施設再編事業など、着実に進めてまいりたいと考えております。

　昨年11月30日に国勢調査の確定値が発表されました。豊川市は2,225人の人口が前回の国勢調査から増えております。これは東三河8市町村では豊川市だけが唯一「人口が増加」という状況でございます。周辺の市町村関係者からは「豊川市は元気がある」という評判を得ております。これを引き続き継続してまいりたいと考えております。

　私のマニフェストの1丁目1番地は、「大型商業施設の誘致も含めた八幡地区のまちづくりの推進」でございます。昨年末にはイオンモールの起工式がございました。イオンモールができると約3,000名の雇用が生まれ、そして隣接地の日立工場跡地にはダイワハウスが96戸の分譲用地を計画しております。電線の地中化や太陽光発電などスマートタウンが一画にできるものと考えております。

　また、新たに穂ノ原工業団地の平和公園に隣接する区画には、津田工業が、この春には1期工事が完了し、令和5年の秋には2期工事が完了するということで、現在の市内500名規模の人員体制から約500名増加する従業員数1,000名の体制となります。本社機能も移転してきていただけるという計画となっておりますので、豊川市が更に元気になっていく要因になるのではないかと思っております。

　結びにあたりまして、元気な豊川市をリードしていくのは職員の皆さんです。引き続き、明るく、元気で伸び伸びと仕事ができる職場づくりに努めてまいりますので、職員の皆さんも是非とも今年も頑張ってもらいたいと思います。