「キャッシュカード詐欺盗」急増中!!
更新日:2021年4月26日
令和2年中、豊川市内であった特殊詐欺のうち、もっとも被害の多かった手口は「キャッシュカード詐欺盗」と呼ばれる、キャッシュカードをだまし取る手口で、被害件数12件のうち6件が、この手口によるものでした。
「キャッシュカード詐欺盗」とは?
キャッシュカード詐欺盗の特徴は、事前に電話をかけてキャッシュカードを用意させた後、直接犯人が家を訪ねて被害者が気付かないうちにキャッシュカードなどを盗み取ることです。
手口の例
- 偽物の警察官、金融機関職員などが「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われている」などと自宅に電話してきます。
- そのまま話を聞いてしまうと、偽物の警察官などが、自宅を訪問する流れになります。
- 訪問してきた偽物の警察官などが、被害者のキャッシュカードの提示を求めます。
- 提示すると、そのキャッシュカードを封筒に入れたうえ、「印鑑を持ってきてください」などと言って、被害者をその場から離れさせます。
- 被害者が離れたすきに、封筒に入れたキャッシュカードを、別のカードにすり替えます。
- 印鑑で封筒に封印を施し、「保管しておいてください」などと言って被害者に返します。
- キャッシュカードが手元にあると安心している被害者に暗証番号などを聞き出し、すり替えてだまし取ったキャッシュカードで預金を引き出し、盗んでしまいます。
犯人は、警察官のほか、金融機関や役所の職員、百貨店の店員などいろいろな職業の名をかたりますが、だいたいこのような展開になります。
類似手口「預貯金詐欺」にも注意!!
キャッシュカード詐欺盗とよく似た手口で、役所、警察官、金融機関等の名をかたり、「キャッシュカードの交換手続きが必要」などと電話をかけ、自宅を訪れた犯人がキャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳などをだまし取る(脅し取る)手口です。
豊川市でも、令和2年中の被害12件のうち2件がこの手口で、注意が必要です。
被害に遭わないためには
・在宅時も留守番電話設定にしたり、迷惑機能防止機能付電話機を活用して、犯人と話しをしないですむようにしましょう。
・犯人からの電話を詐欺だと気づけるよう、警察から発信される情報やテレビ、新聞などで、最新の詐欺の手口を知りましょう。
・電話の相手が「キャッシュカード」「暗証番号」と話したら、すぐに電話を切り、家族や警察署などに相談しましょう。
豊川警察署0533-89-0110
消費者ホットライン188(局番なし)
・キャッシュカードや暗証番号は絶対に他人に渡さない。
手口をよく知り、詐欺の被害にあわないようにしましょう。
関連リンク
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