大規模盛土造成地マップについて
更新日:2024年4月1日
はじめに
阪神淡路大震災や新潟中越地震などにおいては、大規模に盛土造成された宅地で滑動崩落による被害が発生しました。今後、想定されている南海トラフ地震等においても同様の被害の発生が予想されることから、豊川市では、市民の皆様に、大規模盛土造成地の位置をお知らせし、自分の住んでいる地域がどのような土地であるかを知っていただくとともに、防災意識を高めていただくために、国のガイドラインに基づき大規模盛土造成地マップを作成しました。
大規模盛土造成地について
大規模盛土造成地は次のいずれかの要件を満たすものをいいます。
1.谷や沢を埋めた盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの
2.盛り土をする前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛り土の高さが5m以上のもの
図は国土交通省ホームページより引用
大規模盛土造成地マップの作成について
昭和30年代から昭和40年代の地形図と平成29年の地形図を重ね合わせることによって、その標高差などから大規模盛土造成地を抽出し、その分布状況をマップにしました。
マップに示した大規模盛土造成地の箇所が必ずしも地震時に危険というわけではありません。また、大規模盛土造成地に該当していないからといって安全であるということでもありません。なお、マップは地形図の重ね合わせにより作成したものであり、標高差に多少の誤差が生じることをご了承ください。
大規模盛土造成地マップ
大規模盛土造成地マップは、国土交通省による大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドラインに基づき、おおむねの位置と規模を抽出したものです。
大規模盛土造成地マップに関するQ&A
Q.大規模盛土造成地マップを公表した目的は何ですか。
A.市民の皆様に大規模盛土造成地が身近に存在するものだということ知っていただき、ご自身の宅地がどのように造成されているのかなど、宅地の状態に関心を持つことで、常日頃からの点検や管理をしていただき、災害について意識の向上や未然防止を図ることを目的としています。
Q.大規模盛土造成地は危険ということですか。
A.大規模盛土造成地マップは大規模盛土造成地の分布状況を示したものであり、必ずしも危険であるということではありません。また、マップに該当していないからといって安全であるということでもありません。
Q.大規模盛土造成地に入っていると造成や建築を行う場合に通常の手続きの他に必要になる手続きや新たな規制はありますか。
A.大規模盛土造成地に入っていることで造成や建築に対して特別な手続きや新たな規制が生じるわけではありません。
Q.公表された大規模盛土造成地マップでは自分の土地が入っているかよくわからないのですが。
A.お手数ですが、建築課開発指導係の窓口までお越しください。詳細な大規模盛土造成地マップが閲覧できます。
参考:盛土規制法(令和5年5月26日から施行)に関すること
国土交通省HPにて概要・参考・お問い合わせ先を設けておりますのでご参考としてください。
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