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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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市長平和宣言(平成22年度 平和祈念式典)

更新日:2013年1月4日

平和宣言

 本日、豊川市平和祈念式典を挙行するにあたり、ご来賓の皆様をはじめ、ご遺族の皆様、豊川海軍工廠関係者、多くの市民の皆様のご臨席を賜りましたことを、心からお礼申し上げます。
 65年前の今日、私たちにとって忘れることのできない日。それは、昭和20年8月7日午前10時13分。豊川海軍工廠は、突然の爆撃と機銃掃射により、阿鼻叫喚の巷と化し、多くの女子挺身隊員、動員学徒を含む2,500人余りの尊い命が奪われ、大きな悲しみに包まれました。
 65年もの間、つらく悲しい自らの体験を涙ながらに語り続けている戦争体験者。運命に翻弄され、忘れることのできない悲惨な記憶の中で語られる「こんな思いは他の誰にもさせたくはない。」というメッセージは、私たちに戦争の恐ろしさと平和の尊さの教えとなり、そして私たちが歩むべき明日を示してくれています。
 しかし、世界に目を向けると、いまだ、民族、宗教、地域の紛争、緊迫した朝鮮半島の情勢や核問題、そして無差別なテロ行為、さらには地球規模で進む環境破壊などが起こり、多くの人々を不安に陥れています。
 昨年4月、アメリカのオバマ大統領による核廃絶に向けたプラハでの演説、そして同年9月、オバマ大統領が議長を務めた国連の首脳級特別会合において、核不拡散を目指す決議案を全会一致で採択するなど、世界は平和に向けて結束した動きをしているものと認識しています。そして、核のない平和な世界が近い将来訪れることを期待してやみません。
 今を生きる私たちの使命は、65年前の戦争の記憶を風化させることなく、戦争の怖さ、悲惨さ、平和の尊さを語り継ぎ、訴え続けることです。私たちは、誇るべき平和都市宣言を守り、平和祈念式典が市民全ての鎮魂の、そして平和への道しるべとなるよう、毎年新たな気持ちで臨むものであります。
 本日ここに、戦禍の犠牲となられ、郷土の発展の礎となられた多くの方々の御霊に心より哀悼の誠を捧げるとともに、あわせて世界の恒久平和に向け、核兵器の廃絶、非人道的な戦争の根絶を訴え、次世代の子どもたちに平和な未来を引き継ぐために、夢と希望に満ちあふれる平和都市を築くことをお誓い申し上げます。

平成22年8月7日

豊川市長 山脇 実

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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